今年の8月の関東地方は暑さが厳しく、また、残暑も厳しくて渇水という話も出るほどでした。その分発電量も多かったと言えそうですが、夏は気温が上がると発電効率が落ちるらしく、大喜びというわけではありません。朝の6時頃から夕方の6時頃まで太陽が出ているにも関わらず、快晴の日の1日の発電量は15〜16 Kwhr しかなく、思ったほどの発電量はありません。太陽光が強い分、薄曇りみたいな天気でも発電量はかなり多いことから、今年みたいにやたらと天気が良くても過ごし難いことを考えると、夕立のある夏の方が有難い感じです。今年の8月の横浜付近の天気は、快晴:4日、晴れ:18日、晴れ/曇り:5日、曇り:1日、雨:3日といった感じで、快晴の日と晴れの日が22日もありました。最も、快晴の日と晴れの日の区別は、1日の発電量を元にしていることから、正確ではありません。去年の8月は、晴れと快晴の日が14日だったことから、去年より今年の方がかなり天気は良かったようです。
この結果、去年の8月の発電量383 Kwhr に対し、今年の8月の発電量は456 Kwhr と大幅に増え、売電量も242 Kwhr と、発電量に対し53%ほどとなりました。8月の目標発電量は400 Kwhr であることから、目標発電量を11%ほど上回ったことになります。夏になっても冷房しているわけではなく、扇風機もほとんど使わないことから、昼間の自家消費電力は少ないはずですが、室温が30℃近くなることから強制換気という形で換気扇が回ることが多く、その分、消費電力も増加するようです。今年は全体的に天気が悪く、年間の発電目標の4200 Kwhr に対し、7月までの実績ではかなり不足していましたが、8月の発電量が多かったことから、概ね8月までの目標発電量に達しました。残り4ヶ月で目標発電量の1300 Kwhr を達成出来れば、今年も目標発電量を達成することになります。
目標発電量というのは、1年間の実績から考えて想定したもので、月毎の天気が不順でも長期間で考えればそんなに差が出ないだろうと考えているもので、最大でも年間での発電量の差は±5%程度だろうと考えています。1日の発電量と季節と天候を考え、装置が正常に動作しているかどうか、判断しているような部分もあります。設備投資した額を売電額と自家消費分の電気代で償却(?)するためには15年ほどかかると見ており、その間は故障せずにしっかり発電してもらわないと困ると考えており、気になる処です。東京電力管内では、9月から電気料金も上がるし、昼間の電気料金を高くし、夜間の電気料金を安くするというプランもあるようなので、昼間発電する太陽光発電も、売電額を上げてほしいものですが、残念ながらそんな話はありません。我が家で消費する電力は年間で6000 Kwhr 程度のはずですが、自然エネルギーなどを利用して自家消費分だけでも発電したいと考えていますが、簡単ではなさそうです。

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