関東地方の9月は比較的天気は良かったものの気温が高かった割には天気はイマイチという感じで、残暑が厳しかった印象の割には発電量はそんなに多くはありませんでした。それにしても今年の関東地方の夏は異常としか思えません。7月中旬から9月末まで夏だったという感じで、まいりました。雨も少なくて給水制限が出そうになった処で雨が降り、大きな影響はなかったようで、間一髪という感じがしないでもありません。台風17号は関東地方では天気予報ほどの雨は伴わなかったようですが、それでも幾分の恵みの雨、となったようです。9月の横浜付近の天気は、快晴:4日、晴れ:7日、晴れ/曇り:11日、曇り:6日、雨:2日といった感じで、9月にしては雨が少なかったものの、快晴や晴れの日も幾分少なめでした。9月の発電量は382 Kwhr と、期待発電量である350 Kwhr は上回りましたが、気温が高くて過ごし難かった割には、発電量が少なかった印象です。
電力会社への売電は206 Kwhr で、54%弱であり、売電量としてはまずまずです。去年の9月と比較すると、去年の9月の発電量は390 Kwhr で、今年とほとんど変わりませんが、去年は快晴と晴れの日が15日あり、今年より天気が幾分良かったようです。ある意味、順調に発電が行われている、とも言えます。東京電力管内では電気料金が上がったことや、それにも係わらず売電料金は上がらないことから、電気の使い方を幾分でも工夫し、晴れや快晴の日の昼間の使用電力を減らし、夜間に電力を使用するようにして売電量を幾分でも増やし、安く電気を使い、高く電気を売ることを考えた方が良いのかもしれません。我が家は白熱電灯などほとんど使っていなく、メイン照明を含めほとんどが蛍光灯で、しかも7W程度であり、風呂場でさえ10W程度の蛍光灯を使っていることから、電灯をLEDに変更しても電気代が安くなることはほとんど考えられません。テレビなどの待機電力を減らすために電源を落とすという考え方もありますが、深夜番組などを録画していることも多く、簡単ではありません。
いずれにしろ福島原発の問題を見ている限り、原発で一旦事故が発生すると、その周囲30〜50Km程度は数十年間は人が住めなくなる可能性があることが分かったことから、国土の狭い我が国で、原子力発電というのは適しないというのがはっきりしています。また、放射性廃棄物の処理の問題もあるようで、これらの高濃度の放射性廃棄物は、一万年とか十万年のレベルで管理する必要があるとの話もあり、どう考えても原発を増やすという答えや、継続して発電するという考え方はあり得ないようです。これらのことから、自然エネルギーを使った発電や、燃料電池的な形での発電など、人間生活への負担が少ない発電を考える必要がありそうで、出来ることから個人としても対応すべきと考えています。それにしてもこれらの問題に対して何のの解決策も出せない政治家とか、目の前のことだけを考え、原発継続を要求している経済界の人間なんて、つけを後世に残す自分勝手な人間、としか思えません。最も、地球上の人類なんて1000年後には滅んでいるだろう、といういい加減な考え方もあるのかもしれません。

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