2012年は2011年と比較すると天気が幾分悪かったことから、我が家の太陽光の発電量は、幾分少なめとなりました。また、夏にやたらと暑かった(?)ことから、売電額も少なめとなり、太陽光発電にとっては、イマイチの年でした。我が家の設備はシャープ製の160 W のパネルを22枚使った3.52 Kw ですが、年間の発電量は3年間の実績では、1 Kw 当たり1200 Kwhr といった感じで、年間に4220 Kwhr 程度の発電量があります。これを基本として考えており、発電量の55%程度を売電し、45%程度を自家消費する形が理想ですが、なかなか理想通りにはいきません。2012年の実績では、発電量は4223 Kwhr とほとんど予定通りですが、今年は暑かったせいもあって強制換気が多かったらしく、自家消費分が約2001 Kwhr と、47.4%ほど、売電量が2222 Kwhr で52.6%となりました。
このため、売電額は10万8千円ほど、自家消費分の電気代が4万8千円ほどとなり、設備回収額としては、15万6千円ほどとなりました。一応目標である年間での回収額15万円は達成していることから、このまま問題がなければ16年ほどで設備費を回収出来ることになり、その後は利益(?)となりますが、かなり先の話です。2009年10月に設置した太陽光発電装置ですが、この3年間の発電量を見ると、2010年が4276 Kwhr 、2011年が4435 Kwhr 、2012年が4223 Kwhr と、一応は目標である年間4220 Kwhr の発電量を達成しており、年間で設備1 Kw 当たり1200 Kwhr の発電を達成しています。年間の発電量は±5%ほどは変動するだろうと考えていましたが、この3年間で見るとそれほどの変動はないようです。また、太陽光発電量がある程度変動しても売電額と自家消費分の費用の変動は、思ったほどではないようです。
また、この3年間の天気を見ると、2010年が快晴と晴れの日数は191日ほど、2011年が185日ほど、2012年が169日ほどであり、雨の日は2010年が57日ほど、2011年が49日ほど、2012年が64日ほどですが、年間の発電量から考えると、快晴と晴れの日数より雨の日数の方が発電量への影響は大きいようです。現在、大規模な太陽光発電設備が設置されているようですが、これらの傾向から、太陽光発電設備を設置する場所としては、雨や雪が少ない地方の方が適しているようにも見えます。最も、この結果は横浜の我が家での結果なので、緯度や経度の差による太陽光の強さにも影響されると思われることから、単なる参考資料でしかありません。我が家が電力会社に支払った電気料金は、2012年は9万3千円ほどだったので、一応売電額の方が上回っており、太陽光発電設備を設置したことは、多分電気料を15年分ほど先払いしたことと似たような結果のような気もします。

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