今年の5月の横浜周辺の天気は雨や曇りの日が少なく、太陽光発電にとって、最適とも言える月でした。気象庁の発表によると、関東地方の5月の降雨量は例年の40%ほどということで、雨が少なかったようで、畑の野菜にとっては、あまり良い月ではなかったのかもしれません。我が家付近の5月の天気は、快晴:14日、晴れ:5日、晴れ/曇り:8日、曇り:1日、雨:3日といった感じで、快晴や晴れの日が多かった感じはしないものの、曇りの日が例年より少なく、その分、晴れ/曇りの日が多く、その差だけ発電量に差が出た感じです。この結果、5月の発電量は515 Kwhr と、設備を設置して3年半ほどとなりますが、1ヶ月の発電量が初めて500 Kwhr を越えました。発電量の測定は月初めから月末までで行っているのに対し、電力会社の検針は20日前後に行われることから、電力会社への売電は20日前後の締めとなりますが、5月の売電額は1万5千円強と、こちらも初めて1万5千円を超えました。
これまで1ヶ月の発電量が最大だったのは2011年4月の487 Kwhr で、5月はこれを6%弱ほど超えたことになります。我が家の5月の使用電力(太陽光発電を利用した分を含む)は425 Kwhr で、こちらも初めて我が家の使用電力量を太陽光発電量が上回りました。ある意味、我が家の太陽光発電にとって歴史的な(?)な月となりました。太平洋高気圧の張り出しの関係なのか、地球温暖化の影響なのかは分かりませんが、雨の日が少なくなり、その分豪雨の日が増え、災害が発生し易くなっているのかもしれません。我が家では特に節電という形で暮らしているわけでもなく、一般的な家庭での使用電力量といわれる1ヶ月の使用電力量である300 Kwhr(都市部でクーラを使う家庭では、この程度で済むはずはないと思うが?)と比較してかなり多目ですが、それを上回る電力を発電したということは、胸を張って原発など不要、と言えそうな気もします。逆に言えば、毎月この程度の発電量となる設備を設置すべきだったとも言えそうです。
廃棄物の処理に1000年以上もかかる原子力発電という設備は、どう考えても次世代以降に自分たちの尻拭いをさせているとしか思えないことから、稼働させることに反対ですが、そのためにはそれなりの行動が必要となります。太陽光や太陽熱であれ、風力であれ、自然エネルギーを活用した生活や、使用エネルギーを少なくする生活を心がける必要がありそうです。我が家の太陽光発電の5月の期待発電量は400 Kwhr であり、実績は515 Kwhr と129%ほどとなったことから、年間の期待発電量に対してかなりの余裕を持つことになりました。また、5月までの期待発電量は1700 Kwhr だったのに対し、実績は1985 Kwhr となっており、116%弱となりました。6月以降の天気によって年間の発電量は変わりますが、これまでの実績から考えると、今年の発電量は期待値をかなり上回りそうで、有難いことです。

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