今週になって株価はかなり乱高下しており、月曜日に大幅に下がり、水曜日は逆に大幅に反発して昨日はまた大幅に下がったということで、どちらに動くのか判断に迷うような状態です。昨年末までに大幅に上がった株価は今年になってかなり下がっており、日経平均では1467円ほどと、9%弱の下げとなっています。昨日(30日)の日経平均も、前場では500円強の下げだったものが終値では370円ほどの下げまで戻したようで、イマイチ方向性が見えません。アメリカの金融緩和政策の縮小により新興諸国の通貨が売られていることから、新興諸国の通貨がドルに対して大幅安となり、輸入物価が高くなって景気が悪化すると予想され、その結果として先進国を含めた世界全体の株価が下がっているとの話もあります。ある意味、昨年は株価が上がり過ぎた(?)ことから、その反動として利益確定売りが増えて株価が調整気味となり、下がっていると見ることも出来そうです。
もしかして日本の株価は4月になると上がると考えると、この辺で株を買い、4月になって配当を貰うとともに1割程度の株価上昇で買った株を売る、というやり方もありそうです。日本の株式市場において、海外投資家の割合が6割程度という話もあり、アメリカの金融緩和政策の縮小に伴って、去年の株価上昇で利益が出ている日本の株を売り、利益を確定させるとともに資金を確保している海外ファンドがあっても不思議はありません。それに対して、日本の景気はそんなに悪くないことや、日銀がETFという形で株を買っていることから、4月に株価が上昇することを前提に、安くなった株を買っている投資家もいるということで、株価が乱高下しているのかもしれません。自分の持ち株では、株価変動が大きいソフトバンクの株価が大幅に下がっているものの、その他の株は1割弱の下げということで、こんなものかな、といった程度です。
株価が乱高下すると信用取引をやっていると追い証になり、証拠金の追加が必要になる場合がありますが、信用で買い建てをやっていることから、念のため、昨日の終値で確認してみました。買い建て額は170万円ほどで、昨日の終値で評価額を算出すると4万円弱のプラスでした。金利を考えていないものの、制度信用を利用していることから金利は年利換算で3%弱といった程度であり、月利で0.2%強なので、1ヶ月で4千円ほどであり、大きな影響はありません。どちらかというと現物株として買いたいものですが、去年末から今年にかけてかなり株を買っていることから、残念ながら資金がなく、買うとすれば制度信用での買い建てになりそうです。リスク管理をしっかりやっており、信用枠は大幅にあることから、買い建てするのは問題ありませんが、今回の株価の下げである程度株価が下がり、しかも配当があるような株であればリスクは少ないと考えています。今日は週末であり、一般的には週末には株価が下がることが多いことから、4月になって株価が1割程度上がることを期待し、配当がある株を買うつもりでいます。

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