横浜では桜も満開となり、春らしく暖かくなってきました。今年の3月の横浜辺りの天気はかなり変な感じで、ある意味では極端でした。快晴の日と晴れの日や、雨と曇りの日が多く、晴れ/曇りといった時々晴れみたいな日がなく、しかも曇りも日がさすことはほとんどなく、雨の日も含め、1日の発電量が5 Kwhr 以下という日が多く、快晴や晴れの日が多かった割には1ヶ月の発電量は少なめでした。3月の横浜辺りの天気は、快晴:12日、晴れ:6日、晴れ/曇り:1日、曇り:4日、雨:8日ということで、どちらかというと雨の日が例年より多く、しかも快晴の日も多いと言った感じで、春らしくない天気です。この時期であれば天気はあまり安定せず、曇り時々晴れや、曇りの日が多いものですが、何故か今年は雨と快晴の日が多い月でした。このため、3月の発電量は376 Kwhr と、快晴と晴れの日が18日もあったにも係わらず、イマイチと言った程度の発電量でした。
最も、期待発電量は350 Kwhr であることから、期待発電量は上回ったものの、2月の期待発電量に対する不足分を補うほどではありませんでした。いささか不思議なのは、3月の1日の発電量が20 Kwhr もある日が数日もあったことで、かなり意外な結果です。我が家の場合、1年を通して1日の最大発電量は20 Kwhr で、去年まではこの最大発電量を記録するのは4月下旬頃から5月中旬に掛けてで、3月に記録したことはありません。太陽光発電装置を設置したのは2009年10月で、4年半ほど前になりますが、冬や夏などの気温が低い時期や高い時期の1日の発電量は幾分落ち気味ですが、その分、春のこの時期の発電量が増えているのかもしれません。3月というのは春分の時期であり、この頃から太陽光が強くなると考えられるし、太陽の位置が屋根(太陽光パネル)の勾配に適した位置になると考えると、最大発電量を記録するというのも納得出来ます。最も、そうであれば秋分の時期である9月にも同程度の発電量を記録しても良さそうですが、こちらは気温が高いせいか、残念ながらそうはならないようです。
毎日の発電量を観察しながら毎月の発電量を記録しているようなものなので、1日の発電量を観察しながら機器の動作状態や、経年変化を観察しているようなものですが、発電量の変動というのは気になるものです。ある意味では、1日の発電量や1ヶ月の発電量を気にしても仕方がないし、1年間の発電量が確保出来れば良しとすべきかもしれません。今年3月の発電量と電力会社への売電量を見ると、発電量が376 Kwhr に対し、売電量が226 Kwhr となっており、発電量の60%ほどが売電出来ています。これまでは発電量に対して売電量というのは50〜55%ほどであったことから、60%の売電量というのは初めてのことです。特に節電を意識しているわけではないものの、古い冷蔵庫を買い換えたことや、連れ合いが洗濯を早朝に行い、洗濯に自家発電分を使用していないことから、この結果が得られたのかもしれません。太陽光発電は、自家消費するより売電する方が有利であることから、売電率が増加することは有難いことです。

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