横浜の今年の5月も4月に続いて天気が良く、太陽光発電量は快調でした。いささか天気が良すぎるような感じがしないでもありませんが、太陽光発電にとって、有難いことかもしれません。ある意味では、横浜の天気というのは4月から5月に掛けてが1番安定しているとも言えますが、今年は快晴という日が多いような気がします。天気が良い4月とか5月、及び8月にはしっかり発電してほしいものですが、4月も5月も期待通りという感じがします。横浜付近の5月の天気は、快晴:12日、晴れ:7日、晴れ/曇り:4日、曇り:5日、雨:3日といった感じで、例年より雨の日が少なかったようで、その分発電量が増えています。今年の5月の発電量は517 Kwhr ということで、去年の5月の発電量である515 Kwhr を抜いて、1ヶ月での最大の発電量となりました。しかし、1日の最大発電量で見ると、5月初旬に21 Kwhr を記録したものの、4月の1日の最大発電量である22 Kwhr には及びませんでした。
昼間の時間というのは夏至の頃が1番長いはずで、ある意味では4月より5月の方が日照時間というのは長いような気がしますが、早朝とか夕方の発電量は当然のこととして少なく、1日の発電量として考えれば、早朝とか夕方に日照時間が伸びてもあまり影響はないのかもしれません。むしろ昼間に気温が上がり、その影響で発電量が落ちている気配があります。太陽光発電装置を設置したのは2009年10月頃で、そろそろ5年が経過しており、これまでの発電実績を見ていると、5月中旬から8月にかけて、気温が上がる時期の快晴の日の1日の発電量は幾分減少することから、気温が高くなると発電量が減少するという傾向が見えます。また、気温が下がると当然のこととして発電量は減少しますが、どちらかというと気温が上がる方が発電量の減少は大きいような感じで、ある意味では、日照時間が長い時に発電量の減少が大きくなるということで、幾分勿体ない感じがしますが、この辺は致し方ないのでしょうか。
5月の発電量は517 Kwhr で、これまでの最大を記録した上に、売電量も334 Kwhr となり、発電量に対して64.6%と、これまた最大となりました。概ね発電量の55%程度を売電とし、45%程度を自家消費となると推定していましたが、4月や5月などは過ごし易い季節であることから昼間の消費電力も少なめとなり、1年間で1番売電率が多い季節となります。電力会社(東京電力)から買った電力は208 Kwhr ということで、今月も買った電力量より売った電力量が多くなりました。ある意味では昼間に電力を売り、夜間に電力を買っていることから、微量ながら炭酸ガスの排出量を少なくし、地球温暖化対策に役に立っているのかもしれません。今朝の朝日新聞の横浜欄(?)に記者が太陽光発電装置を設置した例が記事として記載されていましたが、3.4 KW ほどの設備で設置費が補助金を除いて100万円ほどだったとか。この記事から推定すると設置費は1 KW あたり50万円程度となり、安くなったものだと思います。この程度の価格であればビルの屋上などに太陽光設備を設置しても比較的早く費用を回収出来そうなので、太陽光発電はまだ増加するのかもしれません。

0