まだ7月の中旬に入ったばかりというのに台風が早々と日本に上陸しました。7月のこの時期なので、台風といっても3号か4号だろうと考えていましたが、どうやら8号ということで、今年になって早くも8個の台風が発生しているようです。今年はエルニーニョ現象(?)とかで海水温が高く、台風が発生し易い年のようで、しかも発達し易いとか。9月頃から日本に上陸する台風も増えるはずですが、どうなることやらと、今から気になります。今回の台風は鹿児島県に上陸して九州を横断する形で太平洋側に抜け、紀伊半島沖を通過して千葉に上陸したようです。横浜にかなり近接して通過したはずですが、幸いなことに我が家付近ではほとんど被害はありませんでした。横浜付近を通過する台風でも、横浜の北側を通過するのか南側を通過するのかのより、風の強さが全く異なります。今回のように東京湾側を通過し、房総半島付近に抜ける場合、台風が近接している時より中心が遠くにある場合の方が風が強くなります。
多分、偏西風との関連と思われますが、素人的な考えでは、台風の風は左回りに吹くことから、台風の中心が横浜の南側を通過する場合、西から吹く偏西風と台風の風が打ち消され、中心が横浜に近い場合、風が弱くなるような感じです。今回の台風でも、昨夜の午後7時半頃から風が弱まり、関東へ接近していたはずの午前3時頃も風がほとんど吹いていなく、午前5時半頃から現在(6時半過ぎ)まで、我が家付近は無風状態です。多分、台風が関東地方を通過する午前9時頃になると、風が強まる可能性もありそうです。今回の台風の影響をテレビなどの報道で見ていると、九州から四国にかけてと、東北地方が雨の被害が多かったようで、関東地方は雨も少なく、風が強く吹いた場所も少なかったようです。台風が近畿地方を通過していた頃、位置的にかなり離れた山形県で豪雨の被害が出ていたようで、何となく変な感じを受けました。
我が家ではトウモロコシが大きくなっており、この茎が風で倒されるのではないかと心配し、支柱で支えましたが、ほとんど影響はなかったようです。トウモロコシは現在収穫中のものと、穂が出たばかりで実が大きくなりつつあるものがあり、収穫中のトウモロコシは茎が倒れても収穫すれば良いと考えていたものですが、ほとんど影響はありませんでした。穂が出たばかりのトウモロコシは、4月中旬に種をまき、苗を育てて5月中旬頃に畑に移植したもので、こちらは大きくなったトウモロコシとネット栽培の西瓜の畝にはさまれた畝であることから、幾分日当たりが悪いようで、茎も細めで根元から出ている茎もほとんどが1本しかなく、その分、風に弱い感じです。元肥なども同じような形で入れたはずですが、最初に種をまいたトウモロコシとかなり異なっており、いささか不思議な感じです。雨を伴った台風だと我が家付近まで潮風が届き、キュウリなど塩害で駄目になるものですが、今回は予想したほどの雨は降らなかったようで、被害はほとんどなかったような気配です。

0