手先が器用というわけではないものの、貧乏人というか貧乏性なので日常的に使用している機器の不具合について、自分で修理することも多く、庭木の剪定なども自分でやっており、自転車のパンク修理などもやることがあります。連れ合いの電動自転車がパンクしたとのことでパンク修理を行いましたが、珍しく(?)失敗続きとなりました。使用している機器に不具合が発生した場合、不具合の要因を調査したり、修理して正常に戻すようなことが好きなことから、電気器具の設定や、水道栓の不具合、自転車の修理など、簡単なことは自分でやるようにしています。以前は年末に障子の張り替えなどもやっていましたが、家を新しくしたことからここ数年はやっていませんが、遠からず障子も張り替えることになりそうです。最も、流石に襖の張り替えは出来ず、畳の表替えなども含めて専門の業者さんに依頼しています。
自転車のパンク修理というのは比較的簡単で、修理部品なども売っていることから、これらを使用しての修理です。最初にチューブを取りだしますが、チューブが固定されている空気を入れる部分のネジを取り外し、チューブがリムから取り出せる状態にします。その後、タイヤをリムから外すための専用の工具を使い、全体的にタイヤをリムから外します。この時、工具でチューブを傷つけないように注意する必要があります。タイヤをリムから外した後、チューブをリムの外に引き出し、一旦空気を入れて水を入れたバケツの中で破れている部分を調べ、その部分にゴムノリを塗り、修理用のパッチを当てて補修します。修理用パッチはゴムノリを塗ってすぐに付けるのではなく、幾分乾燥させた後に付け、しっかり抑えつけますが、パッチを当てるのが早すぎたり遅すぎたりすると接着力が落ちるようです。自転車のパンク修理など、何度も経験していることから、あまり気にせずにやったものですが、どうやらそれが失敗だったようです。
パンク修理後に連れ合いがまたパンクしたと言うので調べてみると、パンク修理が不十分だったようで、同じ場所から空気が漏れていました。修理用パッチは直径1cm程度の物とその3倍ほどの広さがある楕円形の物があり、最初に使用したのは直径1cmほどの物でしたが、接着力が不十分だったようで、空気が漏れていました。このため、今度はその上から楕円形のパッチを張り付けて修理しましたが、こちらも1週間ほどした後に再度不備となり、またまたパンク修理です。調べてみると同じ場所で、2度めも修理失敗ということのようで、こんなことは初めてです。仕方がないので今度は修理して張り付けていたパッチを無理に剥がし、最初からやり直しです。チューブの破れている場所の付近をサンドペーパーで簡単にこすり、滑らかにした上で少し広めにゴムノリを塗り、楕円形のパッチを張り付けてしっかり接着させ、一応修理完了です。素人なのでパンク修理なども失敗することがあっても不思議はありませんが、慣れて来ると段々と作業が雑になり、今回のようなことが起き、無駄な作業を増やすことになることから、気を引き締めてやらないとまずいようです。

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