2014年9月の横浜付近の天気は例年通りという感じで、月末頃に幾分気温は高かったものの、去年ほどの猛暑ということはなく、全体的には去年並みでした。概略は、快晴:9日、晴れ:6日、晴れ/曇り:5日、曇り:4日、雨:6日といった感じで、どちらかと言えば幾分雨が多かったような感じはするものの、季節の変わり目であることを考えると、こんなものでしょう。因みに去年と比較するとほとんど同じような感じで、去年の場合、快晴と晴れが14日、晴れ/曇りが6日ということで、太陽光発電量が多い快晴から晴れ/曇りまでの日数は、今年と同じようなものでした。このため、去年の9月の発電量が377 Kwhr だったのに対し、今年の9月の発電量は366 Kwhr と、こちらも似たようなものです。9月の期待発電量は350 Kwhr であることから、期待発電量より多く発電しており、こちらも問題なく、まずまずの結果、ということでしょうか。
現在の売電額は自家消費分の電力料金より高いことから、発電量に対する売電の比率も気になる処ですが、去年は発電量377 Kwhr に対し、売電量は210 Kwhr で約56.1%、今年は発電量366 Kwhr に対し、売電量は216 Kwhr で約59%と増加しており、その分、有利な結果となっています。これは生活習慣を変更したということではなく、冷蔵庫を買い換えたことと、金魚が死んでしまったことから水槽用のポンプや発熱器を使わなくなったことにより我が家で使用する電力量が減少したためと思われますが、売電量が増えて受け取る電力代が増え、しかも電力会社に支払う電力料金が減少したということで、有難い結果です。冷蔵庫の買い換えによる使用電力の減少もあるものの、24時間使用していた水槽用のポンプなどを使用しなくなったことも大きいのかもしれません。生活習慣を変更したわけではないものの、こんなことが使用電力量に影響していると思うと、無駄な電気は使わないようにした方が良さそうです。
福島第1原発の事故から電気代は高くなる傾向にあるし、下がる見込みもなさそうなことや、廃棄物の処理の見込みもなく、福島第1原発並みの事故が発生した場合、周辺自治体が多大な影響を受けることから、原発の稼働に反対する以上、普通以上に使用電力を減らすべきだと考えています。最も、太陽光にしろ風力にしろ、自然エネルギーを使用した発電というのは不安定な部分があり、それらを利用しながら電力の安定供給を電力会社に求めるというのも、いささか矛盾があるような気もします。家庭用の自家発電装置としてガスを利用した設備もあるようですが、こちらはどちらかというと同時にお湯を沸かすもので、お湯を多く使う家庭には有効かもしれませんが、お湯を使うということは、水道料が増加するということで、電気料金、ガス料金、水道料金を合わせた金額が増加するようでは話になりません。自然エネルギーを利用する場合、最終的には蓄電池を設け、発電量の変動を蓄電池で対応する形にせざるを得ないのでしょう。

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