2014年も残り1ヶ月となり、我が家の今年の太陽光発電量もそろそろ見えてきましたが、今年はどうやら去年ほどの発電量は見込めないようで、多分、天気が去年より悪かったのでしょう。今年の11月もかなり天気が悪く、雨が多い月で、しかも曇りの日も多く、太陽光発電にとって、発電量が少ない月でした。11月の横浜付近の天気は、快晴:7日、晴れ:4日、晴れ/曇り:3日、曇り:9日、雨:7日といった感じでしたが、11月となると曇りの日の発電量は少なく、1日の発電量が5 Kwhr 以下という日も珍しくもなく、全体の発電量は274 Kwhr しかなく、期待発電量である300 Kwhr には届きませんでした。このため、11月までの今年の発電量は4027 Kwhr となっており、12月の発電量が期待値である300 Kwhr だったとしても4300 Kwhr となり、去年の発電量である4400 Kwhr には届きそうにもありません。
とは言うものの、年間の期待発電量は4200 Kwhr として考えており、期待発電量には届きそうなので、問題視する必要はありません。また、11月までの発電量に対する売電率は58%ほどとなっており、去年と比較すると冷蔵庫を買い換えたせいか、3%程度アップしており、売電量としては去年並みになりそうです。太陽光発電設備の設置費用を太陽光発電量による電気代で償却することを考えていることから、売電額と自家消費分相当の電気代を算出していますが、念のため、電力会社に支払っている1 Kwhr あたりの電気代を算出してみると、設備を設置した頃よりはるかに電気代が高くなっていることが分かりました。設備を設置したのは2009年の秋ですが、その頃の我が家が電力会社に支払っている電気料を電力量で割ってみると、1 Kwhr あたり24円前後でした。しかし、現在の電気料で計算すると30円前後となり、3割弱の値上げとなっています。売電額も値上げと比例して高くしてほしいものですが、10年間の固定料となっており、残念ながら無理のようです。
我が家の場合、自家消費分の電気代は1 Kwhr あたり24円で算出しており、現在の価格と比較すると、かなり安いようです。まあ、ある意味では償却額を低めに見ているということだし、電気料には基本料なども含まれていることから、単純に電気料を使用電力量で割っても、単位あたりの料金が出るわけではありませんが、電気料というのは使用量が増加するに従って高くなる設定であり、太陽光発電での自家消費分はそのピークを抑える効果があることから、自家消費分の電気料相当を見直した方が良いのかもしれません。太陽光発電装置を設置する頃、設備費を発電量でどの程度で償却出来るか計算したことがありますが、これだけ電気代が上がり、設備費も安くなっていることから、償却年数はかなり短くなっているような気がします。我が家の発電量を参考にすると、設備1 Kw あたり年間に1200 Kwhr 程度の発電が可能であることから、1 Kwhr の電気代を30円と考えると、年間に3万6千円ほどとなります。従って10年で36万円ほどが期待出来、仮に設備費が1 Kw あたりで36万円ほどで設置出来れば10年間で償却出来ることになり、設備寿命を20年と考えれば、悪くない投資になります。

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