年末の日経平均は昨年末より7.1%のアップとなり、TOPIX も8.1%ほどの上昇という結果だったようですが、自分の場合、残念ながら昨年末より持ち株の評価額は12%強ほどの下げとなり、日経平均や TOPIX よりかなり悪い結果となりました。12月の日経平均の動きはイマイチ不思議な感じで、自分の持ち株の動きと合わない部分があったし、日経平均だけが上がっている、との話も聞いていたことから、こんな結果になるのも致し方ありません。自分の持ち株で見ると、持ち株の主力であるソフトバンクの株価の下がりが大きく影響しており、前年末には 9,200 円だったものが今年の末は 7,210 円となっていることから、評価額が去年の年末より下がるのは無理はありません。ソフトバンクという株は、株価の変動幅が大きく、どちらかというと一方向に株価が動くことが多く、今から考えると8千円台で1度売るという選択もあったのかもしれませんが、結果論でしょうか。
ソフトバンクという会社の社長である孫氏の考え方には共感を覚える処があり、孫氏の考えを応援する意味もあって当分はこの会社の株を持ち続ける予定でいますが、これだけ株価が下がると、流石に痛い思いをします。1度売って買い戻すという考え方もありますが、株価の変動幅が大きいということは、見込み違いとなると買い戻せなくなるという意味でもあるし、OLC(オリエンタルランド)の株で1度失敗していることから、売る気にはなれません。OLCの株も優待券をもらうために持っていたものですが、2年ほど前、1万円を超したあたりで一旦売り、再度買い戻す予定でしたが思わぬ形で株価が上がり、買い戻せなくなりました。この株は去年の末頃には 15,000 円ほどだったものですが、今年の年末には2万7千円台となっており、3万円になりそうな感じもします。素人考えでは、OLCというのは優良株ではあるものの、ここまでの価値があるとは思えず、この株価ではとても買えません。
ソフトバンクも1度売ると同じようになる可能性があり、とても売る気にはなれません。自分の持ち株ではソフトバンクの他にユビキタスへの投資が失敗で、こちらも去年の末と比較すると株価は半分程度となっています。結果的にユビキタスへの投資は早かったということのようで、完全な見込み違いだったようです。その他の持ち株であるみずほFGとか双日といった株も去年の年末より株価は1割程度下がっており、自分の持ち株の評価額が去年の年末より12%強程度下がっているのも無理はありません。零細投資家なので持っている株は15銘柄ほどですが、評価額の変動は不思議と日経平均の動きと似たようなものになりますが、今年はかなり異なる動きとなったようですが、もしかしたら去年の年末の方が異常だったのかも知れません。去年の年末より評価額は下がったとはいえ、全体的には評価損となっているわけではないことから、こんな年もあると割り切るしかありません。

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