今年の2月の横浜付近の天気は悪い日と良い日がはっきり分かれる感じで、例年とは幾分異なっていました。天気が悪い日は雨や雪となり、天気が良い日は快晴や晴れという感じで、曇りの日や晴れ、曇りといった日が少なく、その分、太陽光発電でも多く発電した日とほとんど発電しなかった日に分かれた感じでした。2月の天気は、快晴:10日、晴れ:5日、晴れ/曇り:3日、曇り:4日、雨(雪):6日といった感じで、去年の2月よりはるかに天気が良く、1昨年の2月並みでした。今年は1月の天気が比較的悪かったもので、2月は日数が少ないものの1月並みに快晴や晴れの日がありましたが、意外なことに発電量は1月より多く、1月の発電量であった298 Kwhr に対し、2月は316 Kwhr となっており、期待発電量である300 Kwhr を上回るとともに、1月の期待発電量の不足分をカバーする形となりました。
関東地方の冬は天気が良い日が多いもので、例年だと2月になると春の兆しという感じで幾分天気が悪くなることから、1月より2月の方が発電量が多い年などほとんどないものですが、今年はどうやら例外のようです。ある意味では春の訪れが遅れている年、ということかもしれません。快晴の日の1日の発電量も2月末頃になるとかなり増え、まとも(?)になってきました。逆に言えば、冬至を挟んで11月末から2月末頃までは日光が弱く、その分太陽光発電量も少なくなるということのようですが、経年変化とともに冬の発電量が落ちてきているような感じを受けます。普通に考えれば設備を設置して5年も経過すれば安定的な発電効率に落ち着くはずなので、ここから10年程度は現状のままの発電効率になるはず、と考えています。最も、我が家の設備は比較的早く設置したことから、期待通りになるかどうか、しっかり観察したいと考えています。
発電量が316 Kwhr だったのに対し、売電量は194 Kwhr と61.4%ほどとなっており、こちらもまずまずの結果です。冬場には室温が上がらないことから強制換気が行われることは少なく、夏場より換気扇の稼働率が落ちることから、自家消費分が少なくなるようです。最も、冬は夏より発電量が少ないことから、売電量としては夏の方が多くなりますが、2月のように発電量が多いと売電量も多くなり、我が家としては有難いことです。3月、4月は日光は強くなるものの、季節の変わり目ということで、快晴の日が少なくなり、曇りの日や晴れ、曇りといった日が多くなることや、天気が良くても霞みたいな感じになることから、1日の発電量としては多くない日が増えます。設備の稼働状況を観察するためには1ヶ月の発電量とともに1日の発電量も観察する必要があることから、これらを考えながら毎日の発電量を観察することになりそうです。

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