自分の畑のジャガイモを収穫した後、借りている畑のジャガイモも収穫しました。こちらは男爵で、マルチを使わない形での栽培です。畝幅90cm程度の畝に2列にジャガイモを植えたものですが、発芽した後、土寄せという形で発芽した部分に土を寄せることから、見た目の畝幅は小さくなります。しかし、ジャガイモを収穫した後の畝に植える落花生のことを考えると、畝幅は元の広さまで広げる必要があり、その分、ジャガイモの収穫が大変です。ジャガイモを収穫するだけであれば畝の真ん中付近を掘り返して収穫すれば良いものですが、今回はジャガイモを収穫するのが遅れたことから、収穫と同時に落花生の苗を移植することにしたことから、かなり大変でした。この畑のジャガイモは、葉が枯れてしまっていたことから、急いで収穫する必要はなかったものの、落花生の苗を移植する関係で、梅雨の合間に収穫する必要があります。
ジャガイモの出来はまずまずといった感じでしたが、今年は幾分小ぶりだったような気がします。例年だと畝に溝を掘る場合、1列ごとに溝を掘り、種芋を植えた後に埋め戻して隣の溝を掘っていたものでしたが、今年は面倒なので畝の真ん中付近に幾分広めの溝を掘り、2列に種芋を並べて植えました。このため、例年より親芋の間隔が狭かったような感じで、その分、芋が小さくなったような感じです。また、何故か畝の表面付近に小ぶりの芋が固まっていたような場所もあり、この辺も小ぶりの芋となった要因のようです。我が家の畑では畝ごとに野菜の種類をローティションという形で栽培しており、畑全体としては毎年同じ野菜を畝を変えて栽培しています。このため、ジャガイモを収穫した後の畝には落花生の苗を移植しており、落花生を10月下旬に収穫した後、玉ねぎの苗を植えています。
落花生の苗の移植は幾分遅めで、この辺では5月初旬頃に種をまくのが普通で、現在は花が咲いているのも見ますが、花はあまり関係がないような気がします。我が家の場合、落花生の種は5月中旬頃に畑の片隅や野菜用プランターにまき、苗として育てており、この苗をジャガイモを収穫した後の畝に移植しています。落花生という野菜は種から発芽するのにかなり時間がかかる場合があり、下手をすると2週間以上もかかります。また、苗を移植すると根付くまで1週間以上が必要で、こんな形で苗を移植すると、種を直まきした場合と比較し、3週間近く遅れることになります。しかし、落花生というのは梅雨明け後の暑くなってから大きく育つ(自分的にはそう感じるが?)ようなので、雨が多い梅雨時に畑に苗を移植し、梅雨が明けるまでに移植した畑に根付かせ、その後に大きく育てば問題ないと考えています。当然のことながら、5月初旬頃に畑に直まきしたものと比較すると収穫が遅れるのかもしれませんが、自家食用の野菜だし、玉ねぎの苗を植えるまでに収穫すれば良いことから、あまり影響は感じません。

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