2016年5月の横浜付近の天気は比較的良く、我が家の太陽光発電量もまずまずでしたが、念のため調べてみるとここ3年間の5月の発電量より幾分少なく、喜ぶほどのことはなかったようです。我が家の太陽光発電装置では、快晴の日の1日の発電量が最大になるのは4月中旬から5月中旬にかけてのようで、これまでの最大発電量は 21 Kwhr でした。日照時間というのは夏至の頃が最大のはずなので、日照時間だけを考えると、5月下旬から6月にかけてが最大になりそうなものですが、5月下旬頃になると、快晴の日の1日の発電量は 19〜20 Kwhr 程度しかなく、4月中旬から5月中旬にかけての最大発電量より落ちます。この原因は気温によるものだろうと考えていましたが、もしかしたら屋根の角度(太陽光パネルの取り付け角度)と太陽の位置に関連しているのかもしれません。しかし、そうであれば7月とか8月の快晴の日の最大発電量が増えてもよさそうですが、残念ながらそうはなりません。
やはり太陽の位置だけではなく、気温の影響もあるような感じがします。今年の5月の横浜付近の天気は、快晴:8日、晴れ:9日、晴れ/曇り:6日、曇り:3日、雨:5日といった感じで、例年より幾分雨の日が多かったようです。発電量は469 Kwhr ということで、期待値である350 Kwhr はオーバしたものの、2013年〜2015年5月の発電量は500 Kwhr をオーバしていたことから、ここ3年と比較すると少な目ですが、450 Kwhr を超えれば十分かもしれません。電力会社への売電量は296 Kwhr と、約63.1%ほどで、こちらも問題ありません。念のため我が家での1ヶ月の電力消費量と、電力会社からの買電量を調べてみると、消費電力量は388 Kwhr で、買電量は215 Kwhr でした。結局、5月は我が家で消費する電力量より太陽光で発電した電力量が多く、かなり珍しい形となっています。当然のことながら電力会社より買った電力量より電力会社に売った電力量が多く、こちらも年に1回か2回しかない珍しい月となりました。
当然のことながら2013年〜2015年の5月も同様で、5月という月は天気が良くて快晴の日も多く、雨が比較的少ないことから太陽光発電量が多く、また、気温もそんなに高くないことから、我が家の消費電力量も少な目のため、発電量の方が消費電力より多くなり、電力会社への売電量の方が電力会社から買う電力量より多いという結果になるようです。例年であれば4月、5月は天気が良く、発電量が期待値より大幅に多くなるはずですが、今年は4月の発電量がイマイチだったことや、5月も500 Kwhr に届かなかったことから、年間の発電量は例年より幾分少なくなりそうな気配もありますが、残り7ヶ月の天気次第かもしれません。太陽光発電設備を設置して6年半ほどですが、電力会社に高い価格で電力が売れるのも10年間なので、この間はしっかり発電するとともに、一般的に装置寿命といわれる20年間は故障せずに発電してほしいものです。

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