今年の9月の横浜付近の天気はかなり悪く、その分、我が家の太陽光発電量も例年になく少ない形で終了しました。2010年から2016年までの7年間で最低の発電量ということで、これだけ発電量が少ないと、どうにもなりません。9月の横浜付近の天気は、快晴:1日、晴れ:7日、晴れ/曇り:2日、曇り:9日、雨:11日といった感じで、雨が多かったのは勿論、曇りの日も多く、しかも曇りの日も曇天という感じでほとんど日が差すこともなく、1日の発電量は5 Kwhr 程度ということで、当然のことながら1ヶ月の発電量も7年間での最少である260 Kwhr でしかありませんでした。例年以上に台風が来たような感じもするし、秋雨前線が異常なほど日本付近に停滞していたようです。それにしても天気が安定するはずの9月中旬以降に梅雨並みというか、それ以上に天気が悪い年というのも困ったものです。
結局、9月の発電量は260 Kwhr、売電は129 Kwhr ということで、発電量に対して49.6%しかなく、こちらも5割以下という、最低に近い値です。天気が悪いということは、発電量が少ないため、その発電量はほとんどが自家消費されるため、売電量が減るのは無理もありません。自分の家の9月の消費電力は409 Kwhr で、消費電力量が少ないというわけではなく、自家で発電した電力以外の電力会社から買った電力量が278 Kwhr と、今月は発電より買電の方が多くなりました。しかし9月のこの時期にこれだけ天気が悪いと野菜が高くなるのも無理はないだろうし、今年は柿やミカン、リンゴなどの果物も美味しくないだろうと思います。野菜などの農作物の生産地である北海道も、2度(?)もの台風の影響でかなりの被害が出たようだし、自然災害として悲しむばかりではどうにもなりません。
10月に入っても天気は相変わらず良くないし、また台風が日本に上陸するとの予報もあり、まだまだ天気は安定しないようです。問題はこの気象が今年だけの異常なのか、それとも温暖化などのために地球規模で気候が変わりつつあるのかですが、ここ数年の感じでは、異常気象とも言えないような気がします。今年の場合、我が家では1月に外壁の塗装をやった関係で家の周囲にネットが張られていたことから、太陽光発電設備もその影響を受け、1月の発電量が例年より50 Kwhr 程度は少なかったことや、9月の発電量の少なさから、もしかすると年間の発電量も2010年からの7年間で最低になるのかもしれません。太陽光発電にしろ風力発電にしろ、自然エネルギーを利用しているもののため、気候の影響を受けて発電量が減るのは致し方ありませんが、いつまでもぐずついた天気が続くのではなく、天高し、という感じで早く秋らしい天気になってほしいものです。

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