そろそろサヤエンドウの種をまく時期となりましたが、今年は直まきではなく苗を作って畑に移植することにしました。サヤエンドウは借りている畑と施設の畑に植えているものですが、何故か発芽率が悪いことから、今年は苗を作り、畑に移植することにしたものです。サヤエンドウとかソラマメや落花生などのマメ科の野菜の種は水分が多いと発芽し難いようで、借りている畑は水分が多いことから、発芽率が悪いような感じです。サヤエンドウはまだしもスナックエンドウは特に発芽率が悪く、さっぱり発芽しません。マメ科の種の場合、水分が多いと種が水を含み、腐るような感じで、ポットで苗を作る場合、かなり気を使います。落花生やソラマメもポットで苗を作ったことがありますが、発芽まで十分に水をやっているとサッパリ発芽せず、調べてみると種が腐っている、などということがありました。
借りている畑の場合、水分が多いことから致し方ないにしても、去年は何故か施設の畑のサヤエンドウも発芽率が悪く、さっぱりでした。感じではしっかり根付かず、霜で発芽した苗が枯れてしまったような気配があります。このため、今年は幾分早めに種をまき、苗をある程度大きく育てて畑に移植する予定です。ポットに2個の種を入れ、苗を育てる予定で、これをそのまま畑に移植します。サヤエンドウの場合、1ヶ所に2個の種をまき、2本の苗を育てると収穫量は2倍近くになることから、自分の場合、1ヶ所に2個の種をまいています。サヤエンドウの種は一部は去年の春に収穫した種を使ってみました。通常の種はF1のため、収穫した種を使うと元の品種と異なるものになりますが、落花生はどうやら問題はないようなので、自分で収穫したものを種として使っています。サヤエンドウは同じように野菜を栽培している人が収穫した種を使用しているとのことなので、今年初めて使ってみることにしたものです。
施設用のサヤエンドウの種は園芸店から購入したものを使いましたが、よくよく見ると春まきの種で、もしかしたらいささかまずいのかもしれません。去年、秋にまいたサヤエンドウの種の発芽率が悪いことから、春になって春まきの種を購入したものがそのまま残っていたようで、もしかしたら冬の寒さに弱く、霜にやられる可能性もありそうです。最もこれらの種を使った苗は施設の畑に植えるものであり、施設の畑は日当たりが良く、寒さがよほど厳しくなければ問題にはならないだろうと予想しています。サヤエンドウもしっかり管理しないと収穫量が減る野菜で、春になって茎を上に大きく伸ばす必要があります。このため、自分の畑も施設の畑でもネットを張っていますが、このネットを張る時期が遅れると茎が伸びず、収穫量がさっぱり、ということになります。幾分早めにネットを張るのが良さそうですが、2月の寒い時期に畑に行くのも気が進まないものです。とはいうものの、サヤエンドウも季節感のある野菜なので、しっかり育てて収穫したいものです。

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