残念ながら今年は11月の天気も悪く、我が家の太陽光発電量は期待値には届かず、我が家で太陽光設備を設置した2010年から今年までの7年間で最低の発電量となりそうな気配です。この時期、太陽が南半球に行っている(?)ことで北半球の太陽光は弱いし、また、11月から1月中旬頃までは日本では太陽光が1番弱い時期であることから、もともと発電量も少な目ですが、今年はそれに輪をかけて天気が悪かったことから、去年の11月並みの発電量となりました。横浜付近の11月の天気は、快晴:3日、晴れ:10日、晴れ/曇り:1日、曇り:9日、雨(含む雪):7日といった感じで、雨も多かったし、それ以上に曇天という感じの雲が厚い日が多かったようです。このため、我が家の太陽光発電量は248 Kwhr と、期待値である300 Kwhr にははるかに届かない値でした。
例年であれば少なくとも10月初旬から中旬にかけて天気が安定し、秋らしい空になったり、11月初旬から中旬にかけては小春日和といった天気が良い暖かい日があるものですが、今年はそんな日はほとんどなく、秋らしい天気だった日もほとんど記憶にありません。おかげで秋野菜の植え付けにも支障がでるし、野菜の育ちも悪いような感じです。数年前から集中豪雨の被害などで異常気象という話が出ていましたが、我が家付近は水害やがけ崩れなどの被害もなく、ほとんど他人事という感じだったものですが、今年みたいに春、夏、秋、冬という季節ではなく、秋らしい天気がなかったり、季節と関係なく暑かったり寒かったりすると、異常気象というか、従来の季節感がなくなりつつあるのを感じます。今年は52年ぶりに11月に都心で雪が降ったとか、観測史上初めて都心で積雪があったとかなので、致し方ないのかもしれません。
我が家の太陽光発電設備は2009年10月に設置したもので、今年で丸7年になりますが、2010年から2015年までの6年間の年間平均発電量を計算してみると4326 Kwhr となりますが、今年の場合、11月までの発電量は3641 Kwhr しかないことから、年間の発電量は4000 Kwhr には届きそうにもありません。平均発電量と比較すると、1割近く発電量が落ちているわけで、こんなに発電量が落ちるのも困ったものです。最も、これは天候だけの問題ではなく、設備の経年変化による発電量の減少も関係していると思われます。晩春や夏の快晴の日の1日の発電量はあまり落ちていないようですが、晩秋から初冬にかけて太陽光が弱い日は、快晴の日の発電量は初期と比較して2割近く落ちているような感じがします。このため、11月から1月にかけて、発電量が減少するのは仕方がないのかもしれませんが、有難くない話です。

0