奥行が狭かったり、形状が歪だったりして放置されていたような場所も開発され、宅地化されたりマンションが建築されたりして雑木林だった場所がなくなりつつあります。JR戸塚駅近くにも不整地みたいな場所があったものですが、開発されてマンションが建ってしまったり、現在開発中で山が切り開かれたりしています。戸塚駅から徒歩10分ほどの場所に東南向きの崖地がありましたが、ここにもマンションが建ち、吃驚しました。崖の高さは20mほどもあり、かなり急な崖だったものですが、崖の下の部分が整地され、崖と同じ向きにマンションが建てられたものです。東南向きであり、その崖地の東南側は低地となっていることから、日当たりとしては悪くない場所で、建物の後ろというか西北側の高さ20mほどの斜面を気にしなければ悪くない場所ですが、万が一、この崖が崩れたりするとマンションも低地側に倒壊してしまいそうです。この場所も以前は雑木林という感じの場所でしたが、マンションが建てられたことでこの辺の夏の気温はかなり上がりそうです。
戸塚駅から徒歩5分ほどの場所に高さ30mほどの小山みたいな場所があり、ここも道路に面した場所から斜面となっていたことから開発されず、雑木林という感じでしたが、現在は山が切り開かれ、マンションと宅地となるような気配です。ある意味、戸塚駅から徒歩5分ほどという絶好の場所なので、マンションを建てる場所としては絶好かもしれません。尚、戸塚駅からJRで東京駅、または新宿駅までは40分弱といった感じで、戸塚という場所は、東京付近への通勤や通学には、最適ともいえる場所です。山であれ崖地であれ、個人が所有しているものなので、他人がどうこう言うことはないのでしょうが、雑木林的な場所が開発されてコンクリト化するのを見ると、地球温暖化が進むのも無理はないと思うし、都市の気温が上がるのも無理はないと思ってしまいます。都市への人口の集中を考えると、今後も不整地的な形で残っていた場所も、段々と開発されていきそうです。
不整地だけではなく、我が家の近辺では畑が駐車場になったり、アパートが建てられたりしています。近所にかなり広い駐車場や梅林があった場所が開発され、かなり優良な(?)アパートが4棟ほど建ちました。また、1000坪ほどもあったは畑も数年前に半分ほどにクスリスーパーが建ち、残り半分ほども去年の終わり頃からアパートが建築されています。相続税が改訂され、税額控除が少なくなったことから、全国的に多くのアパートが建築されており、供給過剰という話もあるようですが、ある意味、都市部での野菜栽培というのは、経済的に考えると無理があるのでしょう。特に高年齢になって野菜栽培が無理になったり、相続の関係で土地(畑など)の分割があったりすると、畑をつぶしてアパートを建てたり、分割された土地が売られて宅地化されるのは、致し方ないのかもしれません。それにしても畑や雑木林が減ったりすると、野鳥にとっても住みにくい環境となり、我が家の庭木に来ている四十雀や目白も来なくなりそうな気もします。

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