半導体関連装置のメーカ(と思うが?)である新川(6274)を26日に662円で買い建てしました。新川は半導体用経線装置であるワイヤーボンダのメーカですが、株価はかなり安い位置にあるように見えます。現在の半導体市況は、データセンター用のメモリなど不足気味で、PC用のRAMやSSDなどのメモリも高値水準にあるようです。このため、SUMCO などのウェーハーメーカなどは活況のようで、当然のことながら株価も去年の秋からかなり上がっています。これに比較すると新川の株価は割安に見えます。勿論前々期に赤字であった影響はあるものの、前期には黒字になっており、業績が悪化するような感じはしません。最も、無配であることから、600円台後半の株価は高い、という考え方もあります。
一応これらの点とチャートを確認して買い建てしたものですが、チャートから判断すると株価は底値に近い感じで、前期の黒字化にも係わらず、株価はほとんど反応していないように見えます。これらのことや、今期の半導体市況の状況などから、今期の業績は会社予想より良くなるはず、という考えのもと、第一四半期の業績がある程度明確になる7月頃には株価が上がるだろうと考えて買い建てしてみたものです。零細投資家のため、買い建てした株数は1000株ですが、予想通りに株価が上がり、700円を超すようであれば追加で買い建てしたいと考えています。三井金属でかなりの痛手を負ったとはいえ、現在は持ち株であるソフトバンクやパナソニックの株価が上がっており、それなりにリスクを取れる状態なので、問題ないと考えています。
信用取り引きをやっている証券会社は大和証券で、ネット取引ですが、取引き用ホームページ(?)で委託保証金維持率とか、追証余力とかが表示されていますが、自分の場合、あまり意味があるとは思えません。どう考えても委託保証金維持率が2000%以上などと表示されているのは、無意味としか思えません。当然のことながら追証余力も8桁として表示されていることが多く、無視するだけです。また、建て株がない場合、何故か委託保証金維持率が0%として表示されるようで、いささかお粗末に感じます。建て株がなければせめて「−」として表示してほしいものです。証券会社での表示は良いとして、これまではこの時期に信用取り引きをやることは少なかったものですが、今年は株価の動きが例年と幾分異なるようだし、幸いなことに新川の株価は幾分上がっているようなので、もしかしたら利益が出るのかもしれません。

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