今年(2017年)の4月の横浜付近の天気はかなり良く、比較的安定していました。その分、4月の太陽光発電量は比較的多く、かなり良い月でした。最も、雨や曇りの日が少なかったわけではなく、快晴の日が多かった、という感じです。4月の横浜付近の天気は、快晴:13日、晴れ:4日、晴れ/曇り:3日、曇り:5日、雨:5日といった感じで、ある意味では天気が良い日は快晴、悪い日は雨とか曇りということで、晴れの日や晴れ/曇りといった日が少なかったようです。そのため、我が家の太陽光発電量は419 Kwhr と、期待値である350 Kwhr を大幅に上回りました。また、電力会社への売電量も258 Kwhr と、発電量の61.6%ほどで、こちらも悪くない結果です。また、我が家の4月の消費電力は388 Kwhr と、発電量より少ないという結果となりました。我が家の消費電力が発電量より少ない月というのは1年に1回あるかどうかで、概ね4月か5月辺りの天気が良い月に発生します。
この時期は気温もそんなに高くないことから、室温もあまり上がらず、強制換気が行われることも少ないことから、消費電力も少な目となります。我が家の場合、太陽光で発電した電力は、優先的に自家消費する形となっており、不足分を電力会社から買う形ですが、4月の場合、電力会社から買った電力量は227 Kwhr で、電力会社へ売った電力量は258 Kwhr となっており、こちらも電力会社から買った電力量より電力会社へ売った電力量が多いという珍しい月となりました。このようなケースは4月か5月の天気が良い年に、2〜3年に一度といった程度で発生しますが、ある意味では自慢出来る話かもしれません。最も、年間を通すと当然のことながら売電量より買電量の方が多いことから、イマイチという感じがしないでもありません。太陽光パネルをもう少し多く搭載し、5 Kw 程度の装置であれば売電量の方が買電量より多くなりそうですが、残念ながらそれだけのスペースがなく、設備を設置出来ませんでした。
太陽光発電設備は自家消費優先とはいうものの、当然のことながら不足分は電力会社から買うことになりますが、発電量の変動に合わせて電力会社から買う電力量を制御するというのも、かなり難しそうな話で、これを自動的にやる装置というのも素晴らしいものに見えます。逆に電力会社から見ると、太陽光発電量の変動により売電量が変化するわけで、太陽光発電の買い取りに制限を設けるのも無理はないような気もしますが、家庭における消費電力は常に変動しているものであり、太陽光発電の変動分もそれに含まれると考えると、大差ないとも言えそうです。天気が良いのは良いとして、4月というのに気温が高くなったもので、東京近辺でも4月に夏日となる気温が25℃以上の日が珍しくなくなりつつあるようで、ある意味では5月はどちらかというと初夏という感じになりつつあるようです。

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