2017年12月の関東地方は冬らしい天気続きで快晴の日や晴れの日が多い月でした。日本海側は大雪で大変なようですが、日本海側が大雪の場合、太平洋側は快晴の日が多く、冬らしい天気となります。このため、12月の横浜辺りの天気は快晴:16日、晴れ:8日、晴れ/曇り:1日、曇り:6日、雨:0日ということで、まともな雨や雪の日が1日もない珍しい月となりました。2010年からの天気を調べてみると2011年1月以来ということで、8年間で2回しかない月でした。その分発電量は多く、370 Kwhr と期待値である300 Kwhr を大幅に上回る結果となりました。しかし、快晴の日の1日の発電量はかなり落ちている感じで、最初の頃は1日18 Kwhr 程度ありましたが、現在は14 Kwhr 程度しかなく、かなり発電量が落ちている感じがします。設備を設置して8年ほどですが、装置寿命といわれる20年を考えるとまだ半分以上残っていますが、どの程度まで発電量が落ちるかが問題です。
12月の発電量が370 Kwhr で売電量は214 Kwhr と、発電量に対して57.8%と、売電量としてはまずまずの結果でした。電力会社からの売電量は331 Kwhr と発電量よりは少なかったものの売電量に対しては1.5倍程度でした。当然のことながら冬の時期は発電量も少なく、自家消費電力も多くなることから、こんなものかもしれません。我が家は太陽光発電だけではなく太陽熱の利用していることから、冬のこの時期、快晴や晴れの天気が多いことは家の中が暖かく、暖房費も少なくて済み、有難い話です。12月までの1年間の発電量は4394 Khwr と期待値である4200 Kwhr を5%弱ほどをオーバしたことから、悪くない結果だったような年でした。快晴の日の1日の発電量がかなり落ちていることから年間の発電量も落ちるはずなので、期待値以上であれば良いのかもしれません。
1年間の売電量は2500 Khwr、12万円ほどで、自家消費分を考えると16万円強となり、こちらもまずまずの結果でしたが、設備費を回収するにはかなりの期間が必要になりそうです。売電に対する優遇は設備設置から10年間なのでもう2年ほどしかなく、概ね予想通りとは言うものの、思ったより発電量の減少が多いことから、これからの発電量が気になる処です。毎日の発電量を確認するということは、ある意味ではかなり面倒ですが、ある意味では楽しみでもあります。それにしても快晴の日の発電量が減少している割には1ヶ月の発電量の減少が少ない感じで、いささか不思議な気もします。快晴の日と同様の割合で発電量が減少するとすれば1ヶ月の発電量もかなり減少するはずですが、測定結果ではそんなでもありません。1ヶ月の発電量が大きく減らないのであれば1日の発電量の減少は、そんなに気にすることはないのかもしれません。

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