今年の関東地方は天気は比較的良いものの、気温も高くて早くも夏本番という感じになっています。日本は温暖地帯ということですが、地球規模での温暖化現象の影響もあって、東京から西の、特に太平洋側は亜熱帯という感じがしないでもありません。最も、瀬戸内海に面した中国地方や四国はそれほどの暑さはないのかもしれませんが、どうなんでしょうか。横浜付近の今年の5月の天気は、快晴:11日、晴れ:4日、晴れ/曇り:4日、曇り:4日、雨:8日といった感じで、どちらかというと雨が多い月でした。念のため調べてみると例年の5月の雨の日というのは5日程度で、8日も雨が降った今年の5月は雨が多かった月のようです。それでも我が家の太陽光発電量は437 Kwhr と、期待値である400 Kwhr を上回っていることから、雨も多かったがその他の日は天気が良かったのかもしれません。
電力会社への売電は237 Kwhr で、発電量の54.2%と、幾分低くなりつつあり、昼間の使用電力が幾分増えているようです。面白いことに4月の発電量も437 Kwhr と、5月の発電量と同じでした。天候状況を見てみると、4月は快晴が12日、晴れが5日で、5月は快晴が11日、晴れが4日と4月よりいずれも少なくなっています。にも係わらず発電量が同じということは、4月より5月の方が太陽光が強くなっているということで、ある意味では納得です。ここ数年、4月に発電量が増加している気配がありますが、もしかしたら中国での大気汚染対策が進みつつある影響かもしれません。数年前までは黄砂という問題があって中国から砂交じりの汚染物質が日本に飛んでくるとか、北京でのPM2.5の話題とかがありましたが、あまり聞かなくなったし、中国では大気汚染物質を排出する工場への規制が厳しくなったとの話もあり、日本の上空がきれいになっている可能性もありそうです。
中国での大気汚染や水質汚染への対応について、共産党独裁で生産優先の国なので、10年程度で出来るはずはないと予想していましたが、かなり意外な展開です。ある意味では中国も豊かになって生活環境に気を配る余裕が出来つつあるのかもしれませんが、偏西風の影響をもろに受け、中国で排気された汚染物質が日本上空に来ることが多いことから、日本としても有難いことかもしれません。今年の4月と5月の我が家の電気の使用量などを比較すると、面白いことに太陽光発電量は437 Kwhr と同じ、電力会社への売電は4月が247 Kwhr で、5月が237 Kwhr となっており、自家消費電力は4月が190 Kwhr で5月が200 Kwhr となり、ついでに電力会社から買った電力量は、4月が278 Kwhr で、5月が269 Kwhr となっており、当然のことながら売電量の差が自家消費電力の差となっているものの、何故か5月の方が電力会社からの買電量が少なくなっています。

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