2018年8月も相変わらずという感じで暑い日が続いていましたが、その分、我が家の太陽光発電量は多かったようで、460 Kwhr となり、期待値である400 Kwhr より15%ほど多くなりました。例年以上の暑さでかなりバテ気味ですが、こうやって太陽光発電量を見てみると、ある意味では悪くないのかもしれません。今年の8月の横浜辺りの天気は、快晴:11日、晴れ:9日、晴れ/曇り:2日、曇り:6日、雨:3日といった感じで、去年の8月とは段違い、その他の年の8月と比較しても快晴の日や晴れの日が多く、雨の日が少ない月でした。また、晴れ/曇りといった日も少なく、快晴か晴れという感じで、その結果として気温もやたらと高かった、という月でした。また、雨も少なくて暑さが厳しかったのも当然、といった感じがしないでもありません。
我が家の太陽光発電装置の場合、去年までは8月の快晴の日の1日の発電量は4月と比較すると低かったことから、太陽光発電パネルの温度特性に問題があり、高温になると発電効率が落ちると推定していましたが、今年の結果を見ると、どうやらそうでもありません。北半球で太陽光が1番強くなるのは夏至の頃のはずで、春から夏に向かう場合と夏から秋に向かう場合の太陽光の変化を同一と仮定すると、夏至の2ヶ月前である4月中旬と、2か月後である8月中旬の太陽光は同程度と推定出来ます。このため、快晴の日の1日の発電量は4月中旬も8月中旬も同程度のはずですが、去年までは4月中旬と比較すると8月中旬は1割程度少な目でした。これがパネルの温度特性と推定していたものですが、今年の結果から判断すると、そんなことはなく、快晴の日の1日の発電量は、ほとんど同じでした。最も、快晴の日の1日の最大発電量は5月初旬から中旬の日に発生します。
今年の結果から判断すると、やはり夏の日は気温の関係で空気中の水分が多くなり、その分、太陽光が弱められていると考えた方が正しいようです。また、空気中の水分の関係であれば秋の発電量も多くなりそうですが、こちらは日照時間の関係で、幾分少なくなると思われます。逆に発電量が少なくなるのは冬至の頃のはずですが、10月下旬から12月下旬にかけての発電量はかなり少なくなるものの、11月になれば関東地方は天気が良くなることから、1ヶ月単位で考えれば、太陽光が弱い分をある程度カバーしているとも考えられます。我が家の太陽光設備は設置したのが2009年秋であり、来年の秋には10年間の高価な売電契約が終了します。その後の売電についてはどうするのかまだ決まっていないようですが、これまでの情報から考えると大幅に安くなりそうです。せめて買電額と同程度にしてほしいものですが、ある意味では買電は消費者まで届けられた電気であり、売電の方は発電したばかりということで、売電の方が安くなるのは致し方ないのかもしれません。

0