今年の1月も関東地方は快晴や晴れの日が多く、太陽光発電には良い月でした。日本海側は大雪ということで、幾分申し訳ないような気がするものの、スキー場などは雪が多くて大喜び、という話もあり、冬というのはこんなものかもしれません。我が家では太陽光発電だけではなく、太陽熱も利用している住宅のため、天気が良い冬の日は暖かく過ごしており、今年の冬は例年より暖かく感じています。最も、借りている畑などでは水が凍っているし、朝には霜で白くなっている日もあり、今年の冬が特に暖冬ということはないようです。東京では今年の1月の降雨量は例年の1割以下しかなかったという話もあり、天気が良い分、乾燥しており、火災なども多いような感じもします。それにしても自然エネルギーを有効に利用出来るということは、有難いことです。
今年の1月の横浜付近の天気は、快晴:14日、晴れ:8日、晴れ/曇り:2日、曇り:4日、雨:3日といった感じで、去年の1月並みの天気でした。この結果、我が家の太陽光発電量は382 Kwhr となっており、期待値である300 Kwhr を27%ほども上回りました。1ヶ月単位で発電量を記録しており、2月は28日しかないため、少ない2月の発電量を1月でカバーするほどとなるのは、有難いことです。快晴の日の1日の発電量も増えており、15 Kwhr を超すようになりました。冬至が12月20日頃であることから、11月から1月頃が年間で1番太陽光が弱い時期であり、快晴の日の11月頃の1日の発電量と1月の1日の発電量は同程度となりそうですが、実際は秋の方が少なく、冬の方が幾分多くなっています。いささか不思議に思っていましたが、もしかしたら空気中の水分に関係があり、秋の方が湿度が高い関係で空気中の水分が多く、その分、地上に届く太陽光は弱くなっていると考えると、納得出来ないこともありません。
発電量に対して売電量は212 Kwhr となっており、発電量の55.5%と冬にしては悪くない結果です。最も、電力会社からの買電量は341 Kwhr となっており、我が家としては年間で1番多い月となっています。孫たちがかなりの頻度で我が家にやってくるし、そうすると炬燵をかなり強めに付けて昼間にビデオを見ていることから、消費電力もその分、増加しています。孫たちが大きくなれば我が家に来ることも少なくなるだろうし、しばらくは致し方ありません。日本で太陽光発電が増加したのは自然エネルギーを利用した発電に対する優遇処置が始まってからで、今年の末には10年になります。太陽光設備の設置についても問題が種々と発生しており、豪雨などで設備が流されたとか、反射光で住環境が悪くなったとか、装置寿命後の処理とか、我が家でも対応しなければいけない問題もありそうです。しかし、当面は少なくとも装置寿命といわれる20年間は故障なく、発電してほしいものです。

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