今年も3月となって暖かくなってきましたが、相変わらず天気は不順という感じで、雨が降ったり曇り空ということで、厚い雲に覆われた日が多いようです。関東地方の今年の2月の天気は日本海側が大雪といった感じにも関わらず、快晴や晴れの日が少なかったようです。特に2月の5日から16日までの12日間は曇りの日が多く、おまけに雨も2日ありました。冬の季節ではなく、春先の天候不順の時期といった感じでした。結局、2月の横浜辺りの天気は、快晴:5日、晴れ:5日、晴れ/曇り:4日、曇り:11日、雨:3日といった感じで、冬らしい天気も少なく、おかげで我が家はかなり寒い2月でした。また、明け方は雲が多くて曇り空だったのが、午前8時頃になると快晴となり、この天気であれば布団が干せると考えて、布団を干したのは良いけれど、10時過ぎになると空一面に雲が広がり、急いで布団を取り込むという日も何日かありました。
結局、2月の我が家の発電量は277 Kwhr と、期待値である300 Kwhr には届かなかったものの、天気が悪かった割には発電量は多かったような気がします。いささか不思議なことに今年の2月の快晴の日の最大発電量は18 Kwhr もあり、かなり多目に感じました。もしかしたらフロンガス等によるオゾン層の破壊により、地球に届く太陽光の強さが強くなっている可能性もありそうです。発電量277 Kwhr に対して売電量は147 Kwhr で、発電量に対して53%ほどとなっており、幾分低めの感じですが、孫たちがかなり家に来ており、昼間にビデオを見ていたことから、昼間の使用電力が増加しているのかもしれません。2月の消費電力を見ると427 Kwhr となっており、幾分多くなっていますが、冬の時期としては多くはないようです。我が家で年間で最大使用電力となるのは12月から2月にかけてで、550 Kwhr 前後となります。これに対して太陽光発電からの流用が120 Kwhr 程度あることから、電力会社からの買電量は350 Kwhr 程度であり、1ヶ月で300 Kwhr を超すのは、1月と2月程度になります。
電力料金というのは従量制であり、使用量が増加するに従い料金が高くなります。東京電力の場合、300 Kwhr を超すと単位当たりの料金が高くなるようなので、ある意味では太陽光発電の自家消費分でも、高い料金分に相当します。しかし早いもので今年の9月には太陽光設備設置後10年となり、売電額に対する優遇処置が切れてしまいます。その後の売電額がどうなるのか、まだ明確ではありませんが、せめて自分が電力会社から購入している電力料金の平均値程度では買ってほしいものですが、どうなることやらという感じです。また、設備寿命が20年とも言われており、その後に設備廃棄のための費用が発生するようなので、もしかしたら設備費用を消却出来ないまま、持ちだしになる可能性もありそうです。この辺のことまで考えると、太陽光発電装置を新築の家に設置することが有利かどうかは疑問に感じるし、かなり大規模な発電設備でも、しっかり考えないとトータルで赤字になるのかもしれません。

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