今年のゴールデンウィークは、平成天皇の退位もあって10連休となりました。10連休といっても定年退職した無職の身としては、特に何かがあるわけではありません。海外旅行は勿論、国内旅行でさえ興味がなく、外出の予定もないことから、特に何もありませんが、どちらかというと、株式市場が開かれていないことが、平日と違うといった程度でしょうか。10連休ということで、海外旅行に行かれる方も多いようですが、残念ながら遺跡などには全く興味がなく、どちらかというとピラミッドにしろスフインクスにしろ、作らされた奴隷(?)の方に憐れみを覚えるので、見て楽しむこともありません。国内にしても、以前熊野古道を歩いたことがあり、ガイドさんの説明で10回以上も参拝した天皇がいたとのことですが、感動するのではなく、同行させられた下位の女官や随行員などには迷惑至極だったろうし、途中で亡くなった人もいそうなので、良かったとはとても思えません。
また、数年前に大阪城を見学したことがありますが、内部の観覧物には幾分興味があったものの、コンクリート作りのお城とか、内部にエレベータまであるようでは、見る気にもなりません。最も、海外からの訪日客相手と考えれば、それはそれで良いのかもしれませんが、ますます観光なんて行く気にはならなくなります。しかし、我が家の場合は子供たちも大人となっていることから、連休といっても特に何もなく、どちらかというと孫対応だけですが、連休に休めない職業の方には大変かもしれません。保育園や学校は休みだし、学童保育なども休みのため、子供を預ける場所もなく、しかも自分が休めないとなると、誰かに子供の面倒を見てもらうことになりますが、簡単ではなく、大変でしょうね。しかも現在は両親とも働いている家庭が多く、どちらかが休めればまだしも、両親とも出勤となると、大変だろうと思います。
ゴールデンウィークということだけではなく、5月1日から改元され、令和の時代となりますが、これについても昭和から平成への改元と違い、マスコミを賑わしています。昭和から平成への改元時は、昭和天皇の逝去もあって重苦しい雰囲気があり、振り返ってみればその後の時代を表すような感じでした。それに対して今回は天皇の退位ということで、どちらかというとお祭り騒ぎ的な雰囲気があり、この雰囲気が今後の時代を表してくれれば日本の将来も明るくなります。考えてみれば昭和から平成へ、そして令和の時代へと、3代にわたって生きてきたわけですが、流石に次の時代まで生き抜くことはなさそうです。残念ながら30日から5月1日にかけて、日本の天気は雨模様ということで5月晴れとはなりませんでしたが、2日からは晴れるようなので、令和の時代もせめて来年あたりから、明るい社会になってほしいものです。

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