長さ5m強、畝幅90cm弱ほどの畝に植えていた西瓜の苗ですが、かなり大きくなり、茎というか蔓が畝の外まで伸びそうなことから、ネットを張りました。我が家の畑では西瓜も栽培していますが、本来であれば西瓜という野菜は茎や蔓が四方八方という感じで伸びることから、それなりに広い場所で栽培するものですが、我が家では狭い畝で栽培しています。しかも西瓜の苗は今年は5本ほども植えてあり、ある意味ではかなり非常識な栽培かもしれません。西瓜という野菜も栽培するのがかなり難しい野菜で、それなりに広い場所で育てても、上手くいかない場合があります。自分の経験から考えると、茎や蔓などに十分な日当たりがないと、まともな実が付かないような感じです。このため、周囲に雑草などが多い場合、蔓や茎を十分に伸ばしてもまともな実が付かないような感じがします。
故郷の近所の畑での西瓜栽培は、苗の周りに稲わらなどを敷き、その上に茎や蔓を伸ばしていたような気がしますが、もしかしたら雑草などの発生を抑え、西瓜の茎や蔓に十分な太陽光を当てるためだったのかもしれません。また、蔓や茎なども十分に伸ばしてやらないと、実を付けない傾向もあるようです。我が家の場合、苗がある程度大きくなると、畝幅に合わせてネットを張り、茎や蔓が畝の外に伸びないようにしています。また、長さ5m強程度の畝に5本もの苗を植えていることから、畝の外まで伸びるような茎や蔓はネットに這わせて上に伸ばすようにしています。南北方向に作った畝ですが、南側は夏の時期でもキウイの棚の影がかかることから、苗は南側の畝の端から1m弱ほど内側に植え、北側はなるべく畝の端付近に植えています。苗は畝の中心方向に伸ばすようにしていますが、今年は強風の影響で2本ほどの苗が伸びた蔓の一部が折れてしまいました。
この時期なので苗の周りから別の蔓が伸びており、大きな影響はないものと考えていますが、少し気になります。蔓や茎をネットに添わせて伸ばしていることから、ネットの上の方に実が付く場合があり、そのままにしておくと実は大きくなりません。どうやら西瓜も蔓が重さに耐えられないと考ええて、実を大きくしないようです。このため、去年までは実の部分に支え用ネットを付けていましたが、今年は地上から1mほどの場所に西瓜を支えるための横棒を通し、その横棒に西瓜を支えるためのネットを張りました。現在は蔓や茎は地上を伸びているだけなので、このネットの場所に西瓜が実るのかどうかは不明ですが、上に伸びてきた蔓や茎をこのネットの上に添わせるようにすれば、実もこのネットの上で実るだろうと考えています。ある意味ではかなりいい加減な西瓜の栽培ですが、こんなやり方でも大玉の西瓜が2個程度、中玉の西瓜が5,6個程度が収穫出来ることから、自家食用としては十分です。

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