自分のパソコンは自作品で、外部メモリはSSD+HDDという構成です。自作時のOSはWindowsXPだったものですが、XPのサポートが終了したことから、OSはWindows10にバージョンアップしました。OSがXPのころ、SSDのメモリが正常に動作しなくなり、焦ってしまってかなりのファイルを喪失してしまいました。その後はOSをHDにインストールして使用していたものですが、OSをWindows10に更新した時、再度外部メモリをSSD+HDD構成とするとともにRAMを増設するために交換し、使用していたHDDは取り外した状態としていました。その後、そのまま使用していたパソコンですが、1か月ほど前から調子が悪くなり、不安定な動作となっていました。最初はUSB接続のマウスが動かなくなるという現象で、その後にブルースクリーン状態になったりしていたものの何とか動作していましたが、昨日にはついにOSが立ち上がらなくなり、完全にダウン状態となりました。
10年以上も前から使用しているパソコンなので、CPU,マザーボード、電源などが原因と考えられることから、新しく自作することも考えましたが、状況から考えて、OSをインストールしているSSDの障害だろうと推定し、SSDをHDDに取り換え、OSをインストールしてみました。その結果、現在は正常に動作していることから、どうやらSSDの障害で間違いなかったようです。自作のパソコンをバージョンアップしたのは2016年の6月頃のようで、そのまま現在まで使用していることから、概ね3年ほどの使用となります。SSDを使用しているパソコンというのは現在では主流のはずですが、高々3年程度で動作不良になるなんて、かなり脆弱な感じがします。元々SSDというのは読み書きに回数制限があり、10の5乗だったか6乗だったかで読み書きが出来なくなる、という話も聞いたことがありますが、パソコンのOSをインストールしている場合、数年でこの程度の頻度にはなりそうな気がします。
しかも悪いことに寿命みたいなものなので、上書きしても正常にはならず、最終的には交換が必要になりますが、簡単ではありません。自分のパソコンの場合、自作であることからOSのファイルはあるし、アプリもOfficeとプリンタードライバー、および年賀状ソフトしか入れていないため、比較的簡単ですが、メーカ製のパソコンでは、OSのファイルもないし、アプリも多く、また、SSDの交換も簡単にはいかないと思われます。HDDよりSSDのほうが動作スピードも速いことから、HDDがSSDに置き換えられるのは良いとして、数年で障害になるようでは、いささか心配です。自作のパソコンですが、SSDをHDDと交換するためにはRAMをいったん取り外す必要があり、かなり大変でした。アプリの再インストールはまだしも、メールソフトの設定にまたかなり手間取りそうなので、それなりに面倒ではあります。

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