2019年7月の関東地方の天気は例年になく雨や曇りの日が多く、まともな日照時間が少なかったようです。梅雨が長引いたということではなく、例年であれば梅雨の合間に晴れ間もあるものですが、今年は雨が降らなくても雨が降りそうな天気が多く、日照時間はかなり不足といった感じで、東京でも例年の50%以下だったのではないでしょうか。横浜の我が家付近も当然同じような状態で、下手をすると7月は快晴の日もなく、晴れも数日ではないかと思っていましたが、25日からの1週間がまともな天気となったことから、快晴:3日、晴れ:3日となりました。ということで、7月の横浜辺りの天気は、快晴:3日、晴れ:3日、晴れ/曇り:6日、曇り:9日、雨:10日となり、例年以上に曇りと雨の多い月でした。
このため、発電量も少なく、20日頃までの発電量は100 Kwhr 台で、下手をすると7月の発電量は200 Kwhr 台になるのではないかと思っていましたが、25日からの1週間の天気が回復(?)したことから、314 Kwhr となり、何とか300 Kwhr には届きました。期待値である400 Kwhr には届きませんでしたが、今年は6月までの発電量が多かったことから、年間の発電量に対しては、大きな影響はなさそうです。電力会社の電力の検針は20日前後に行われることから、月末で観測している結果とは幾分差が出ますが、7月分の電力会社への売電量は119 Kwhr しかなく、これは2010年からの10年間でみると、2012年の2月の102 Kwhr についで2番目に低い値で、しかも夏のこの時期に、1ヶ月が30日もあるにも係わらず、1ヶ月が28日しかない2月並みということで、それだけ天気が悪かったことを示しているようです。
このため、7月の売電量は135 Kwhr しかなく、発電量に対して42.9%と、これまたかなり低い結果となりました。クーラーを使用しているわけではありませんが、それでもこの時期の昼間は使用電力は多めのため、発電量が少ないと結果的に自家消費分の割合が増えます。この辺は致し方ない話です。我が家の太陽光発電の電力会社への売電の優遇処置は今年の11月(10月?)で切れることから、その後はどうするのか考える必要がありますが、現在は未定です。自分的には蓄電池を設け、昼間の余剰電力を夜間に自家消費するのが最適だろうとは思うものの、蓄電池の価格を考えると10年程度でペイするとも思えず、蓄電池を追加で設置するのではなく、電力会社などへ売電することになりそうです。しかし、最初に予想していた時より売電価格が低いことから、設備費の回収期間が延び、装置寿命とどちらが早いか、ということになりそうです。

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