2019年9月の横浜付近の天気は9月としては雨が少ない月で、その分、曇りの日が多かったようです。その結果、9月の天気は快晴:2日、晴れ:9日、晴れ/曇り:7日、曇り:10日、雨:2日といった感じでした。2015年から横浜付近の9月の天気を振り返ると、2017年を除くと2018年までで例年10日以上も雨が降っています。2017年でも雨の日は6日もあり、今年の9月が雨が2日だったのは、かなり少ない感じです。本来であれば天気が良いはずですが、雨が少なかった分曇りの日が多かった感じで、太陽光発電量としては、それほど多くなく、356 Kwhr でした。一応期待値である350 Kwhr を上回っているし、2015年からの5年間では、9月の発電量としては最大でした。売電量も186 Kwhr と、発電量に対して52.2%と、まずまずの結果です。
しかし、こうやって毎月の発電量を記録してみると、年によって発電量が大幅に違っていることが分かります。当然のことながら毎日の発電量というのはもっと大幅に違っているわけで、蓄電池で電力を溜め、発電量が少ない時、蓄電池から電力を供給出来れば電気料金も低くなるのかもしれません。現在は変動分は全て電力会社が背負っているようなものなので、電力会社は発電設備の稼働状況を調整する必要があるのでしょう。電力会社は発電効率を考慮して大電力の発電所を作る傾向にありましたが、太陽光や風力などの自然エネルギーを利用した発電が増えると、大電力の発電所では、運用が難しくなりそうです。そのために、電気自動車を活用し、自動車を使用していない時、自動車の蓄電池を利用する電力運用が考えられているのでしょう。
最も、自動車の蓄電池は直流であり、一般家庭で使用する電力は交流であることから、簡単に変換出来るはずはありません。むしろ太陽光発電設備や風力発電設備に蓄電池を設置し、それぞれの設備側で調整する方が簡単のような気がします。電気自動車を利用する場合、自動車所有者に変換装置の設置を義務付けるのは無理でしょうが、バスやタクシー、貨物自動車などを所有する業者であれば、変換装置を設けることは可能かもしれません。しかし、現在の電池の性能では、電気自動車としてバスや貨物自動車に搭載することは、かなり無理があるようです。自分的には自動車に関しては、電気自動車よりハイブリッド車や燃料電池車の方が実現性があるような気がします。自動運転車であれ、電気自動車であれ、これからどの程度の年数で実現出来るのか、それなりに興味があります。

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