2019年10月の横浜付近の天気は例年になく悪く、快晴:3日、晴れ:5日、晴れ/曇り:8日、雨:10日といった感じで、とても関東地方の10月とは思えないような天気でした。地球温暖化の影響かもしれませんが、台風も10月になって日本の上陸するようになっており、以前には考えられないような気象です。従来の考え方では天候不順、ということでしょうが、ここ数年の春先や秋の天気を考えてみると、天候不順では片付けられないような気象で、ある意味では季節感がなくなっているような感じも受けます。このため、我が家の太陽光発電もかなり少なく、269 Kwhr でした。期待値である350 Kwhr には程遠く、ガッカリするような発電量ですが、雨が10日あってしかも曇りの日が8日もあれば、この発電量も致し方ないのかもしれません。
しかし、今年の11月で電力会社への優遇処置が切れることから、せめて売電額が多い月にしっかり発電してほしかったものですが、残念ながら駄目のようです。一応売電量としては141 Kwhr となっており、発電量に対して52.4%なので、売電率としては普通(?)です。最も、電力会社からの買電量は327 Kwr となっており、多くなっています。我が家では、太陽光発電もあって電力会社から買う電力量が300 Kwhr を超すのは11月から2月にかけてで、10月に300 Kwhr を超すことはここ10年ほどなかったものですが、今年が初めて、という感じです。本来であれば10月なので暑くも寒くもなく、使用電力が増加するはずはないものですが、天気が悪くて太陽光発電量が減ると、こんなところにも影響が出てきます。
売電についての優遇期間が11月で切れることから、その後の売電がどうなるのか心配していましたが、現状のまま電力会社への売電を続けるとすると、売電額は1 Kwhr あたり8.5円になるとの通知が電力会社からありました。現在は24円なので大幅に安くなりますが、致し方なく電力会社に継続して売電することにしました。太陽光発電装置を設置して売電に対する優遇処置がない間は、売電価格が20円弱であったことから、その程度で売電出来るだろうと考えていましたが、どうやら甘かったようです。優遇処置後の売電額を20円弱と考え、設備の償却は16年程度になると考えていましたが、残念ながら取らぬ狸の皮算用、だったようです。我が家の場合、設置費用を回収するためには20年程度はかかりそうで、装置寿命と同程度となりそうです。最も、発電装置は30年程度は稼働するとの話もあり、その辺に期待するしかなさそうです。

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