2020年2月の関東地方の天気は快晴や晴れの日も多く、例年以上に天気が良かったような感じで、横浜付近でも快晴:12日、晴れ:8日、晴れ/曇り:2日、曇り:5日、雨:2日といった感じで2月にしては天気が良かったようです。このため、我が家の太陽光発電量も2月としては記録的というほど多く、388 Kwhr もありました。今年は閏年のため29日までであったこともあり、2月の発電量としてはここ10年で最大となりました。2010年からの10年間の2月の発電量を調べてみると面白いことに2010年から2014年までは比較的少なく、2015年から2019年まではかなり多くなっています。我が家の場合、経験的な部分と季節的な面を考慮し、期待発電量として2月は300 Kwhr としていますが、2010年から2014年までの5年間の場合、2011年の2月だけが期待発電量を上回っており、その他の4年間は300 Kwhr には届いていません。
しかし、2015年から2019年までを見ていると、2019年だけは277 Kwhr と期待値を下回っているもののその他の4年間は全て300 Kwhr をオーバーしています。もしかしてこれが地球温暖化の影響で気温が上がっているためと考えると、2015年以降に地球温暖化がかなり急激に進行しているということになります。実際にほとんど毎年暖冬といわれており、冬の平均気温が上昇しているのは間違いないようです。平均気温が上がっているとはいえ毎日の気温が高くなっているわけではなく、突然冬らしい気温になったり、大雪が数年に一度という形で降ることから、ある意味では過ごしにくくなっているような気もします。趣味で(?)野菜を栽培していることから、気温が大きく変動するのは有難い話ではありませんが、専業農家にとって、従来と同じような形で野菜栽培をしていると、豊作と不作という形で大きな影響を受けそうです。
2020年2月の発電量である388 Kwhr に対して売電は229 Kwhr となっており、発電量に対して59%ほどです。去年あたりまでであれば大喜びの売電率ですが、今年は売電単価が大きく下がっており、自家消費分より安くなっていることから、微妙な感じです。我が家は太陽光発電だけではなく太陽熱も利用しているような家なので、天気が良い昼間に電力を使うことは少なく、結果として発電量が増加した分、売電量が増えている感じです。売電単価が安くなったことから、天気が良い昼間の使用電力を増やしたいと考えているものの、無駄に電気を使うのも馬鹿な話だし、売電単価が安くても余剰電力は売るしかありません。最も、売電が229 Kwhr に対して電力会社から買っている電力は253 Kwhr となっており、残念ながら電力の自家消費分を発電出来ているわけではありません。

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