新型コロナウィルスの感染拡大に伴い多くのスポーツなどが中止されていますが、現在の高校3年生の運動部員にとって、かなり気の毒というか可哀そうな状態となっています。例年であれば春の訪れとともに高校野球の選抜大会が甲子園で開催され、新年度を迎えることになりますが、今年は選抜大会が中止となりました。出場校も決定していたことだし、出場予定の高校のレギラー選手にとって、甲子園大会に出場したという一生の宝物になりそうな名誉(?)もなくなったようで、気の毒としか言いようがありません。コロナウィルスの感染拡大が止まらない現状において、もしかしたら夏の大会も中止になる可能性がありそうです。高校野球だけではなく、他の運動部の3年生にとって、最後の夏の大会であるインタハイは中止ということで、モチベーションもなくなるのではないでしょうか。台湾や韓国などを見る限り、コロナウィルスの感染対策をしっかりやっていれば感染拡大は防げたはずですが、日本の現状は未だに感染拡大が止まっていないようです。
残念ながら他人事ではなく、我が家関連も影響大ということで、孫娘が現在大学4年生で、本来であれば就職活動中ですが、何故か最初の予定を変更して卒業を1年延ばし、別の方向へ進むための科目を習得すると言っており、就職活動はやらないようです。一応自宅から通学していることや、義息子の職業が大きな影響を受けていないことから、学費だけの問題で済むようですが、大学はオンライン授業になっているのに学費は変わらない、とぼやいていました。孫娘はまだしも孫息子は高校3年生で、しかも高校野球をやっており、神奈川県では春の大会が中止となり、夏の大会も開催されるかどうかかなり怪しい状態のようです。1年生から頑張ってやってきた高校野球ですが、3年生の最後の夏にも係わらず、結局公式戦が出来ないまま卒業となると、かなり可哀そうな気がします。現在も学校は休校中だし部活動も禁止ということで、野球のことだけではなく、来年の大学進学についてもかなり気になります。
しかし、安倍内閣のコロナ対策というのも何をやっているのかさっぱり分かりません。国会審議などをテレビで見ていても感染拡大防止について真剣に対応しているようには見えません。専門家会議という厚生労働省というか国立感染症研究所という利権集団に全てを任せ、彼らのいうがままという感じで、まともな対策がやれているような感じは受けません。PCR検査についても大学病院などでも可能であったにも係わらず、厚生労働省の管轄である感染症研究所だけがやることにしていたようで、安倍首相がPCR検査数を増加すると国会で答弁しても言いぱなし、という感じでほとんど実行されていません。安倍首相も自分の発言に責任を感じることもなく、専門家会議という利権集団の言うがまま、という感じがします。本来であれば自分の発言に責任を持ち、実行させるのが首相のはずですが、実行力も責任感も全く感じられません。役立たずとしか思えない安倍マスクなどに466億円も使うのでなく、もっと有効な税金の使い方をしてほしいものだし、こんな馬鹿な政策を立案した官僚など、さっさと更迭してほしいものです。

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