初夏となって生垣や庭木に新芽が出てきたことから、生垣と庭木の剪定を行いました。我が家では畑にしている敷地と道路の間に生垣があり、狭い庭にもいくつかの庭木があります。本来であればこれらは植木屋さんに剪定をお願いすべきものですが、長くもない生垣や狭い庭の庭木の剪定とはいえ、費用が20万円以上もかかることから、貧乏人には簡単に依頼出来ません。このため、みっともない形になるのは承知の上、自分で剪定しているようなものです。生垣は槙と万作の木が混載して植えてあり、槙の方は簡単ですが、万作の剪定は大変です。一般的に生垣は道路側にはみ出しやすく、道路側に50cm以上もはみ出している生垣を見るのは珍しくありません。このため、我が家の場合は敷地外に生垣が出ないように剪定していますが、万作という木は小枝が多く出ることから、剪定はかなり大変です。
1番簡単なのは剪定ばさみで葉を刈ることですが、万作の場合は小枝が多いことから小枝が残ると翌年はそこからまた小枝が増え、内部が密集した感じとなります。おまけに密集した内部には虫が住む(?)ことがあり、こちらも処理が大変です。このため、こんな剪定はあり得ないと思いつつ、小枝をほとんど落としています。万作という木は強い木で、枝を落としても秋にはまた枝が出てくることから、なるべく幹から外に枝が大きく出ないようにしているものですが、どうしても枝が密集した部分が出来てしまいます。また、万作という木は固い木で、2cmほどの大きさになると枝を切るのもかなり大変です。特に生垣の上部は刈りこんでいるため、枝が密集しており、枝を間引くのも大変です。ある意味では万作という木は赤紫みたいな葉が付くことから現在はかなり綺麗ですが、我が家の生垣ではこれらの葉が付いた小枝を全て切ってしまっているため、かなりみっともない状態となっています。万作などという木を生垣に使うものではないとつくづく思います。
庭木はもっこくの剪定を行ったものですが、こちらもかなり大変です。ろうそく仕立てという形にするやり方もあるようですが、残念ながら我が家のもっこくは枝分かれした形となっており、個別の枝を剪定する必要があります。本来であれば下の方が幹より外側となり、上の方は幹の近くになるように枝を切るものですが、どうしても上の方が日当たりが良くなるため、枝が伸びます。素人ながらこの辺を考えて剪定しているつもりですが、まともな脚立もない上、他の庭木があったり塀があったりで脚立を立てる場所にも困ることから、無理して適当に(?)剪定しているようなものです。我が家のもっこくは高さが3mほどもあることから、今回は下の部分と2m弱の脚立で届く部分だけを剪定しました。もっこくも小枝が多い木ですが、万作よりははるかに楽です。樹形を見ながら伸びすぎた小枝と外側に広がりすぎた小枝を切ったものですが、剪定した割には樹形はまともにならなかったような気がします。

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