新型コロナウィルスによる感染の拡大は、現在も全く止まることなく世界中で増えていますが、日本も3月頃より感染が拡大しているようです。2月から3月にかけて、希望的な面も含め、5月から6月頃には感染が終息するだろうとか、夏になれば感染拡大は止まるだろうという話があったものの、現在の状況は感染拡大が止まる気配もなく、治療薬の開発が待たれているようなものです。日本の場合、他国と比較すると感染者も少なく、死亡者も少ないようですが、かなり早くから医療崩壊の可能性について危惧されており、安心できる状況ではありません。相変わらずPCR検査数は他国と比較すると少なく、結果的に感染者を見つけるのが少なくなっていることから、感染ルートが不明の感染者が多いのは当たり前に見えます。マスコミも感染ルート不明者を問題にするのではなく、PCR検査数が少ないのを問題にすべきだと思うし、そうでなければ感染ルートなど問題にしても無意味としか思えません。
ウォーキングという形で毎日2時間ほどは歩いていることから、すれ違う人もかなりいますが、現在はそのほとんどの人がマスクをしており、いささか不思議で仕方がありません。スーパーなどや人込みを歩くのであれば別として、すれ違う人もあまり多くない道路を歩いているにも係わらず、マスクしたままというのも不思議に感じます。また、車を運転している人についても、運転手だけにも係わらず、マスクをしたままというのもうっとおしいのではないでしょうか。もっとみっともないと思うのは、マスクから鼻も口も出した状態で、マスクを顎にかけている人で、マスクを使う意味があるのだろうかと思ってしまいます。また、鼻をマスクから出している人もいますが、マスクの効果があるのか疑問に思ってしまいます。
自分の場合、ウォーキング時にはマスクは使用せず、マスクするのはスーパーに入店する時だけという感じですが、流石に現状ではスーパーではマスクするしかないようです。マスクする理由について調査した結果がありましたが、その結果によるとコロナ対策というのは3割弱程度で、6割近くの最大の理由は、みんながマスクしているから、ということのようでした。ある意味では付和雷同する日本人らしい考え方で、赤信号、みんなで渡れば怖くない、ということでしょうか。こんな理由でマスクをしているのであれば、他人がいない場所でマスクしていたり、ジョッキング時にマスクをしたり、自動車の運転時にマスクしているというのも納得です。目的と結果をはき違えというか、目的などまったく考えることなく他人に合わせてマスクをし、それなりに安心している(?)というのも、ある意味では日本人らしいのかもしれません。

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