みずほFG(8411)が10月1日付けで10株を1株に統合するということで、本日から株価表示が約10倍という感じとなっています。みずほFGの株というのは自分にとって腐れ縁(?)みたいな感じとなっており、自分的にはかなりの株数を持っていますが、今回の株の統合は、それなりに影響がありそうです。ここ数年、単位株を100株に統一するとのことで、かなりの会社の株が統合されたようです。自分の知る限りでは、古河電工や日立、NEC、富士通などの株も統合されているようで、5年ほど前の株価と比較すると、数倍から10倍以上となっており、現在の株価が高いのか安いのか理解出来ない株も多くなっており、勉強(?)が必要なようです。株式の統合や分割については株主の意見は必要ないようで、株式総会の資料で見たこともありません。
株価統合されたり分割されたりしても株価への影響は基本的にはないため、株主への影響はないとも言えそうですが、株式分割の場合はまだしも、株式統合の場合はそうでもありません。今回のみずほFGの株の場合、10株を1株に統合するとのことですが、みずほFGの株は従来から単位株は100株であったことから、今回の統合により1000株未満の株の持ち主は市場で株を売ることが出来なくなります。単位株未満となった株は買い取るという話もあるので、普通であれば問題ないのかもしれませんが、現在はNISA口座というものがあり、この口座にある1000株未満の株の扱いは、かなり困ったことになります。自分の場合、最悪なことにNISA口座に500株ほどのみずほFGの株があり、この株の扱いに苦慮することになりそうです。
NISA口座にある株が現在の株価より安く買ってあれば単位株未満の株として売り切ることもありますが、自分の場合は残念ながら現在の株価は買値よりかなり下がっていることから、現在の株価で売る気にはなれません。通常の口座にも今回の株式統合で端数となる株があり、これらを合わせると統合後も単位株となることから、NISA口座の株を通常の口座へ移せば単位株として売ることは出来ますが、処理がかなり面倒になりそうです。NISA口座の株を通常の口座に移動する場合、単価は買値ではなく移動時の株価になるはずですが、これを通常の口座にある株と合わせて売却する場合、どうすれば良いのか不明です。みずほFGだけではなく、銀行株というのは当面は上がる可能性は少なそうだし、もう数年はそのままにしておくつもりですが、かなり面倒なことになってしまった、という気がします。

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