11月のこの時期や2月頃の時期に、太陽光からの熱が強く感じることから、オゾン層について少し調べてみるとともに、地球温暖化への影響も調べてみました。オゾンというのは酸素原子が3個集まったもののようで、通常は酸素原子は2個で酸素分子という形で存在します。これが地上から20Km辺りの成層圏で強い紫外線により酸素原子に分割され、その酸素原子が酸素分子にくっつくことでオゾンが生成されるようで、地上から10〜50Kmほどに存在し、これがオゾン層と呼ばれるもののようです。雑に言えばこのオゾンは1個の酸素原子とくっついて2個の酸素分子に変化し、オゾン生成と分解が同程度となることでオゾン層が一定となるようですが、このオゾンがフロンガスなどにより人為的(?)に破壊され、これが一般的に言われるオゾン破壊といわれるもののようです。尚、この内容は雑な見解なので、正しくない部分も含まれている可能性があります。
オゾン層は太陽からの紫外線を吸収するようで、オゾン層が破壊されると太陽からの紫外線が地球に届くことで生物に悪影響を与え、皮膚がんなどを発生させることから、オゾン破壊が問題視されるようになったようです。オゾン層が吸収する波長の短い紫外線は高エネルギーということで、地球へ注ぐ太陽からのエネルギーが増加していると考え、地球温暖化への影響があるのではないかと推定しましたが、気象学者などの推定では、地球への影響は0.02%程度ということで、ほとんど影響はないとのことですが、感覚的には信じられない話です。11月や2月など、晩秋とか初春の時期に太陽から受ける熱エネルギーが強くなっているという感じが気のせいなどと言われても、イマイチ納得できない話です。オゾン層が破壊されていることで熱などの太陽からの地球へのエネルギーが増加し、11月や2月頃に受ける太陽熱が増加している、と考える方が実態とあっているような気がします。
オゾン層の回復ですが、フロンなどの使用を禁止しても簡単に回復することはなく、回復するのは2050年頃との話があります。また、地球が温暖化すればオゾン層の回復が早まるという話もありますが、どうなのでしょうか。地球温暖化の主原因とされている炭酸ガスについて、主要国では0にするのを2050年目標としているようなので、これらが本当に実現出来ればオゾン層の回復とともに地球温暖化の進展がほとんどなくなる可能性もあります。最も、30年先の話なので、何処まで信用できるのか、というか、実現出来るのか不明の点もあり、あまり楽観は出来ません。自分の年齢を考えると、2050年まで生きている可能性はほとんどないし、2040年も怪しいことから、せめて2030年代にある程度の目途が見えると生きている間に地球の回復(?)を実感できるのかもしれません。

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