2020年も大晦日となりましたが、今年は新型コロナで始まり、コロナ感染拡大で終わりつつあります。株式市場も3月中旬頃はコロナショックということで株価は大幅に下がり、どうなることかという感じでしたが、日本の株式市場はその頃が底だったようで、その後はジリジリと上がり、日経平均は30年ぶりともいわれる 27,444.17 円で終わりました。TOPIX は 1,804.68 ということで、昨年と比較すると日経平均は116%ほど、TOPIX は104.8%ほどとなりました。TOPIX が日経平均ほどの上昇がないということはほとんどの株価が上がったということではなく、どちらかというと日経平均に含まれている大型株の上昇が大きかったということでしょうか。実際に2020年で株価が上昇したのは4割ほどの銘柄という話もあり、個別株より指数の方が上昇したような印象もあります。
自分の場合、持ち株が日経平均ほど上昇したという印象はなく、さっぱりという感じで、コロナショックの年のも係わらず、大きな損をしなかったといった程度です。とはいえ、売買せずに持ち続けていただけの株(?)の株価が上昇し、評価額は日経平均以上に増加しました。単純に評価額だけのことを考えれば悪くなかったものの、日経平均が16%も上昇すればほとんどの株が上がっても不思議はないはずですが、今年はさっぱりでした。自分で今年売買した株の結果はせいぜい5桁程度の収益が出ただけで、マイナスにならなかっただけまし、といった程度です。最も、日経平均が上がったのは10月から12月にかけてですが、自分の場合、今年は10月になる頃には手じまいという感じにしていたことから、日経平均の上昇に乗れなかったのも無理はありません。
自分の持ち株の株価の変動を見てみると、大幅高になったのはソフトバンクグループで、昨年末の株価は4756円でしたが、今年(2020年)末の株価は8058円となっており、69%ほどのアップです。その他ではTOBとなったケネディクスが31%ほどのアップとなりましたが、この株は現在も持ち株ですが、状況から考えるとこのままTOBは成立しそうで、多分、強制買い上げになりそうです。それ以外ではOLCとパナソニックの株が上がっていますが、パナソニックは元々1400円台で買った株なので、1190円ほどではどうにもなりません。パナソニックの津賀社長には期待していましたが、完全な期待外れです。在任期間が9年ということで、2012年に社長になったと思われますが、結局プラズマのリストラだけやったという感じで、その他の功績みたいなものは見当たりません。2012年であればリーマンショックから回復し、日本の景気自体は悪くなかったはずで、外部環境は比較的良かったにも係わらず、業績を上げることが出来ずに株価を大幅に下げた社長、ということでしょうか。

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