今年は幾分遅めながら夏野菜の苗を作ることにしました。例年だと3月初旬頃からポットに種をまき、苗を栽培しているものですが、この時期のため気温が低いことから、3月初旬に種をまいてもなかなか大きくなりません。育苗装置などを使い、保温してやれば育つようだし、ビニールハウスみたいな場所で育てれば別でしょうが、家庭菜園ということで、夜間だけ家の中に入れているだけではまともに育ちません。おまけに夜間に家の中に入れると天気が良い日でも外に出すのが遅れることから、あまり上手く育てられません。我が家でこの時期に苗を育てているのはナス、ピーマン、長ネギで、長ネギの種は借りている畑の片隅に種をまいたもので、どうやら発芽したようですが、この前の雨で表面の土が流されてしまい、かなりみっともない状態となっていました。見た目では何とか育ちそうなので、発芽した苗には頑張って大きくなってほしいものです。
ナスとピーマンの種はポットに培養土を入れてまいたもので、予定では1ヶ月半ほど育て、その後に畑に移植するつもりです。例年、発芽するものの苗は大きくならず、ほんの5cmほどしか育ちませんが、畑に移植して気温が上がると苗も大きくなり、ナスもピーマンも収穫出来ることから、自分で苗を育てているものです。最も、車を手放したことから培養土を園芸店から買ってくるのもかなり大変になってきたことから、そろそろ諦めて(?)園芸店から苗を買うようにした方が良いのかもしれません。この時期の野菜の苗としてはナス、ピーマンのほかにトマト、キュウリ、トウモロコシ、西瓜などの苗を育てています。トウモロコシは自分の畑と借りている畑に植えており、自分の畑の方は直まきですが、借りている畑の方は水分が多いためか直まきとするとかなり発芽率が悪くなるため、致し方なく苗を育てているようなものです。
自分なりにかなりの種類の野菜の苗を育てていますが、やはり簡単ではありません。当然のこととして比較的簡単に苗が育つ野菜とか、苗は育つものの収穫量を考えると園芸店の苗の方が良いものなどもあります。自分的な感じでは、比較的簡単に苗を育てられる野菜としてはキュウリ、西瓜などのウリ科の野菜や、トウモロコシなどがあります。ナス、ピーマンは苗がまともに育たないものの、畑に移植すればあまり影響はありませんが、トマトは苗は育つものの収穫量や実の大きさなどで園芸店の苗と差が出ます。最も、園芸店の苗でも収穫量が少ないものがあり、それなりに目利きが必要です。また、接ぎ木の苗もありますが、去年買った西瓜の苗は接ぎ木でしたがまともに西瓜は出来ず、根の付近から元の野菜である南瓜(多分)の蔓が伸び、結局何も実らなかったという経験があるので、園芸店の苗と言えども安心は出来ません。

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