2020年度の固定資産税ですが、第4期の支払い期限が3月1日だったことから、致し方なく(?)支払いました。固定資産税というものは、1月1日の固定資産の所有者にかけられるもので、通常は4月末から翌年の2月末までの間に4回に分けて支払います。当然のことながら一括で支払うことも出来ますが、一括で支払っても税額が安くなることはないため、我が家では4回に分けて支払っています。以前だと銀行などに出向いて支払う必要があり、しかも銀行では支払者の住所、氏名などの記入が求められていたことから、支払いに行くのがかなり面倒でしたが、コンピニでの支払いなどが出来るようになってかなり便利になりました。現在はペイジーということでネット経由で支払うことが出来ることから、コンビニなどに行く必要もなく、自分のPCから簡単に支払えることから、楽になりました。
うっかり忘れていても夕方などに気が付いた時に支払えることから、4回に分けて支払っても不便はありません。最も、銀行によってはネットでの支払い制限額がかなり低くなっていることから、それなりに注意は必要です。詐欺メールなどで簡単に自分の口座番号や暗号などを詐欺ホームページなどに入力して搾取される馬鹿な人間が多いことから、迷惑しています。銀行としてはユーザ側に責任があるにしても、搾取された金額を補償する必要があることから、搾取されそうな金額を低く設定するのも仕方がないことなのでしょう。考えてみれば固定資産税というのも不思議なものです。固定資産税は地方税のはずなので、周辺地域が便利になると土地の価格が上がることから土地に対する税金が上がるというのはまだしも、住宅の価値なんて周辺が便利になっても価値が上がることはないし、むしろ資産価値は毎年落ちるはずですが、ある程度まで落ちるとその後は課税額の減少はありません。
本来であれば新築時や改築時に課税するだけなのが普通のような気もします。多分、地方自治体としても政府にしても、理由が付けば何であれ税金をかけで税収を増やすということでしょうか。おまけに一旦課税した項目については簡単に削除することもなく、理由を変更して課税を継続しているように見えます。東日本大地震についての復興特別税についても、もう10年も経過していることから、そろそろやめてほしいものです。それにしても住んでいるだけで商売をやっているわけでも収益を生む事業をやっているわけでもないのに、毎20万円以上もの固定資産税を取られていると、税金の高さを実感してしまいます。新型コロナ対応として去年から今年にかけてじゃぶじゃぶという感じで税金をつぎ込んでおり、百兆円規模で財政赤字が増えていることから、今後はどうなることかと心配になります。

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