現在は年金生活者として年金をもらっていますが、年金額は大したことはないものの、年金から源泉徴収されている税金が多く、確定申告すると還付金が貰えることや、零細投資家として株式投資をやっていることから、毎年確定申告をしています。今年はコロナ感染の問題もあり、例年より早めということで2月22日に申告書を提出しましたが、意外なことにかなり早く還付金が振り込まれたようです。去年も2月末頃に申告書を提出したものの還付金の振り込みは遅く、4月になってからだったような記憶があることから、今年も同じ時期だろうと考えていたものの、意外な結果です。確定申告なんて別に早くしても仕方がないものの、やらなくてはいけないのであれば、早めにやった方が良いような気もします。
去年の投資結果はほとんど収益なしという感じで、一応6万円ほどの収益となったものの必要経費が16万円ほどだったことから、結果としては10万円ほどのマイナスとなりました。自分の場合、厚生年金と国民年金、および企業年金をもらっていますが、何故か企業年金に対する所得税の徴収額が大きく、7.6%ほどとなっています。厚生年金からも税金は徴収されていますが、自分の場合、確定申告での結果から考えると、年金だけの収入であれば5万円弱程度の所得税のようで、企業年金から徴収されている所得税の半分ほどが過剰徴収のようで、確定申告を行うことにより、この分が還付されます。いい加減、過剰徴収を止めてほしいものですが、還付金が欲しければ確定申告しろ、と言われているような感じです。
今年の場合、配当金がかなりあるため、その分の過剰徴収分もあり、還付金としては15万円ほどとなりました。確定申告するのも面倒ですが、現在は国税庁の確定申告コーナを使うことでかなり簡単になりました。最も、入力フォーマットが毎年変わることから、それなりに面倒です。昨年の場合、配偶者の記入欄があり、何気なく記入したらデフォルトで扶養家族として指定されていたようで、息子とダブルでの扶養家族指定となっている、との指摘を受けました。今年はこれが改善されていたようで、配偶者でも扶養家族としての記入が必要になっていたようなので、今年は多分問題なかったのでしょう。去年、配当金について申告しない場合、税額がどうなるのか試してみましたが、かなり大きく税額が異なる結果でした。いささか不思議でしたが、どうやら配当金に対しては配当控除というものがあり、これによってかなり税額が変わるようです。

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