畑で野菜を栽培していることから不要な野菜の葉などが発生しますが、狭い畑なのでこれらを処分する場所もなく、そうかといってゴミとして出すのも幾分気が引けるため、畑の片隅にコンポストを置き、この中に不要な野菜の葉などを入れて堆肥を作っています。コンポストそのものは直径が90cm弱、高さが1mほどのもので、めいっぱい入れると後での処分が大変なことから、概ね1年程度で未熟な(?)堆肥を出し、土壌改良的な意味合いもあって、畑に入れています。1年程度の期間のため、ナスなどの茎(幹)やサツマイモの蔓などは堆肥とならないため、これらはゴミとして袋に入れて出していますが、一応、ゴミとして出す部分については、それなりに少なくなるようにしています。
近くのコンビニに精米機があり、無料(?)で玄米を白米にすることが出来るようで、かなりの人がこの精米機を使用しているようですが、残った米糠は無料で貰うことが出来ます。コンポストに野菜の残り葉などを入れる時、この米糠を残り葉の上などに被せて堆肥を作っていますが、どの程度の効果があるのか不明で、気休めみたいなものです。このコンポストは数年前から使用しているものですが、駐車場を壊したことから駐車場の横に物置を置いたため、場所的に邪魔になったことから移設したものです。移設先も畑の片隅で物置から幾分離れた場所ですが、まずはコンポストの直系を測り、移設先でコンポストの外形より幾分大きめに穴を掘りましたが、土の中にはかなり大きな石が埋まっていたため、かなり大変でした。
移設するためにコンポストの周りを掘り、コンポストを外してみると10cmほどの高さまで堆肥がありました。これを畑に埋めるために畑の畝の中心付近を幅30cm、深さ20cmほど掘り、この中に堆肥を入れたものです。堆肥の材料として野菜の葉だけではなくキウイの葉などを入れましたが、残念ながらこれらが腐るほどの時間はなかったことから、腐らずに葉の状態のままのものがかなりありましたが、これらをそのまま畑の中に入れ、スコップである程度細かくして土を被せました。耕運機があればこれらは簡単に砕けるものでしょうが、スコップだけでの野菜作りみたいなものなので、致し方ありません。ここの畑は4月中旬頃から元肥を入れて耕すものですが、野菜を植える時に、そんなに深く耕さないことから、ほとんどそのまま土の中で秋まで置くことになり、その頃には未熟だった堆肥もほとんど土となっています。

0