少し遅めながら落花生を収穫しました。我が家では落花生は幾分遅めに苗を作り、ジャガイモを収穫した後の畝に移植していることから、種をまくのは5月中旬頃であり、その分、収穫も遅めとしています。最も、落花生を収穫した後の畝に植えるのは玉ねぎとサヤエンドウであり、いずれも11月初旬に苗を移植したり種をまいたりすることから、10月中旬から下旬に掛けて落花生を収穫し、畝を整備すれば良いことから、自分的には遅いということはありません。落花生は自分の畑と借りている畑に植えていますが、借りている畑の方は野生の動物にほとんど食われ、まともな収穫とはなりませんでした。落花生はカラスが茎を引っ張って実を取り出し、食べるのは知っていましたが、借りている畑で被害に遭うとは思いもしませんでした。多分、カラスが引っ張り出した落花生の実を野鼠が食べたのだろうと推定しています。以前、別の畑を借りていた時、落花生がカラスに荒らされたことがありましたが、そのままにしておくと野鼠が来るから困る、との抗議を受けたことがありますが、今回はその通りになった模様です。
借りている畑の周りはほとんどが畑と果樹園で、しかも100mほど離れた場所が耕作放棄地みたいな感じで、雑草が1mほども茂っているし、去年は借りている畑のジャガイモの畝に野鼠の巣があったことから、野鼠がいるのは間違いありません。また、近くに小規模な森もあり、カラスの鳴き声がすることから、カラスが多いのも間違いありません。ハクビシンとかリス、狸なども考えられますが、トウモロコシが被害に遭っていないことから、カラス+野鼠による食害としか思えませんが、彼らの餌となり、しかも後始末までさせられるという結果となりました。食い残し的な形で幾分残っていましたが、落花生の出来は悪くなかったようで、大粒の落花生でした。我が家の畑の方は住宅街にあるだけあって、カラスも隣家の屋根付近に止まることはあっても畑まで降りて来ることはありません。また、野鼠も敷地の隣にある川にはいるような感じはするものの、畑まで来ることはないようなので、野菜が食害に遭っているような感じはしませんが、こちらの畑は野良猫の糞害が悩みの種です。
自分の畑の落花生も出来は比較的良く、長さ6mほどの畝ですが、大粒の落花生がバケツ2杯ほどの収穫となりました。本来であれば借りている畑でも同じ程度の収穫があったはずですが、残念ながら今年は半分の収穫となりました。落花生は収穫してすぐに塩茹でして食べるというやり方もあるようですが、柔らかい落花生というのは嫌いなので、我が家では2週間程度日干しにして乾燥させ、随時オーブンで焼いて殻付きの落花生として食べています。乾燥させると長期間の保管が可能ですが、乾燥が不十分だとカビが生えるし、また、保管状態が悪いと虫がつくことから、それなりにしっかり管理する必要がありますが、自家製の殻付き落花生というのも、なかなか美味しいものです。10月も残り5日ほどとなりましたが、これからサヤエンドウとソラマメの種をまき、玉ねぎの苗を畑に移植する必要があり、その後は白菜やキャベツ、長ネギ、里芋などを収穫するだけとなりましたが、今年は玉ねぎの苗作りに失敗したので苗の入手状態に合わせて玉ねぎを植える必要があるし、マメ科の種まきも雨が降らない時期を選ぶ必要がありそうなので、それなりに苦労しそうです。

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