今年の8月は我が家の太陽光発電にとって最悪という感じの月で、発電量もイマイチなら売電量も少なく、過去5年間で最悪の結果となりました。もしかしたら天候だけの問題ではなく、我が家の電気の使用状態にも問題があったのかもしれません。天候だけを考えても、8月上旬はやたらと暑い日が続いたもので、中旬になって気温は高いものの天気は段々と曇りの日などが多くなった挙句(?)、下旬は天気が悪くて雨続きという感じでした。おまけに曇りとか雨でも気温は比較的に高く、その分、昼間の電気の使用量が増加した感じです。8月20日頃から月末までの日照時間が例年と比較して40%以下だったという話もあり、当然の結果として太陽光発電量も少なくなったものと思われます。当たり前のことですが、こんな年もあるのでしょうが、この結果を見ていると、電力会社が太陽光発電などの自然エネルギーによる電力の買い取りを嫌がるのも無理はないのかもしれません。
結局、今年8月の横浜付近の天気は、快晴:4日、晴れ:8日、晴れ/曇り:5日、曇り:7日、雨:7日といった感じで、しかも曇りの日も雲が厚く、日照が少ない感じで発電量も少なめでした。例年であれば8月というのは天気が安定しているものですが、今年は早々と秋雨前線が出現(?)し、まるで9月初旬のような天気が続いています。このため、8月の発電量は379 Kwhr と、期待発電量である400 Kwhr には届きませんでした。ある意味、発電量としてはそんなに少なくないとも言えますが、肝心の売電量が156 Kwhr しかなく、発電量の41.1%ほどと、たったこれだけ、と言いたいほど少なめでした。昼間、気温が高かったことから換気扇が例年より多めに回っていたのか、それとも息子が例年よりクーラを多く使ったのか不明ですが、目標としては発電量の55%以上は売電したいと考えていることから、発電量を含め、今月はまずい結果となりました。
我が家のこれまでの電気代から考えると、1月2月の冬の電気代が最大で、12月と8月が似たようなものなので、8月は比較的多く電気を消費しているようなので、致し方ないのかもしれませんが、自家発電分を自家消費していると考えれば、それはそれで良いのかもしれません。2009年の10月に設置した設備でそろそろ6年ほどになりますが、太陽光発電設備の装置寿命は20年ほどという話もあり、ある意味では 1/3 程度までは問題なく発電してきたものですが、まだまだ先は長い感じです。設備費を回収するためには16年ほど安定に発電する必要があると考えており、こちらもまだ先は長い気がします。太陽光発電というのは比較的簡単に設置出来ることから、公共施設などに設置されるのではないかと考えていましたが、学校や区役所などに設置されている例はほとんどなく、行政側が補助金などを出す割には設置が進まず、多規模な発電だけが増え、電力会社側の都合で発電を抑制する、などという問題が出てしまったようです。

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