2016年4月の横浜付近の天気はイマイチということで、例年並みより幾分悪かったような感じです。特に前半はかなり雨が降るとともに曇りの日も多く、その分、太陽光発電量も少なかったようです。桜が散る頃になると天気も安定するものですが、何故か今年はすっきりせず、快晴という日が少なかったようで、4月の横浜付近の天気は快晴:6日、晴れ:2日、晴れ/曇り:7日、曇り:8日、雨:7日ということで、雨も比較的多く、また、曇りの日が例年より多かったようです。このため、我が家の太陽光発電量は346 Kwhr と、期待値である350 Kwhr には届きませんでした。それでも期待値の99%程度であることから、悪いというわけではなく、例年並みといった感じでしょうか。快晴の日の1日の発電量も21 Kwhr という日があり、年間での1日の最大発電量です。
売電量は215 Kwhr で、発電量に対して62%ほどなので、こちらは悪くない結果です。それに対して電力会社から買った電力量は224 Kwhr と、残念ながら売電量より幾分多目です。我が家の場合、天気によるものの、3月、4月と9月、10月は売電量と買電量が比較的同じ程度になり易いものの、売電量の方が買電量をオーバすることはあまりありません。また、5月は天気も良く、気温もそんなに高くならないことから、売電量の方が買電量よりも多くなります。発電量の多い6月から8月にかけては、クーラを使用しているわけでもありませんが、何故か使用電力はかなり多く、当然の結果として売電量より買電量の方が多くなります。もしかしたらこの辺は生活状況を工夫することで使用電力を減らすことが出来るかもしれないので、やってみる価値はありそうです。原発事故があった後、電気代はかなり高くなっているし、原油やガスの価格が下がっているにもかかわらず、電気料はそんなに下がっていないことから、生活を見直すのも悪くないのかもしれません。
従来の電力会社だけではなく、新電力といわれる電力会社が認められ、電力の自由化ということで、一般家庭でも契約する電力会社を選べるようですが、この制度もイマイチ分からないところがあります。送電線は従来の電力会社しかないはずで、新電力といわれる会社は電力会社から送電線を借りる形のようですが、もしかして新電力の発電所などに事故が発生し、供給する契約電力に不足が生じた場合とか、送電線に落雷等の事故が発生した場合にどうなるのかとか、不明に感じます。もしかして新電力の発電所などに事故があった場合、電力の供給が止まるとなると困るし、その場合、従来の電力会社から電力の供給があるとすれば、従来の電力会社にはかなりの負担となり、その分を電気料金に反映されているとすれば、それはそれで迷惑な話です。太陽光発電の電力は、従来の電力会社に売電する契約があることから、契約する電力会社を変えることは当分はありませんが、電力料金など、やはり気になるところです。

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