今年(2018年)の関東地方の春は異常に早い感じで、桜の開花も例年より1週間近く早いようで、我が家付近の桜もそろそろ散り始めています。おまけに早々と葉が出てきている感じで、花が散る前に新芽が発芽しているような感じも受けます。おまけに気温も3月中旬頃から例年より高いし、その上、例年だと桜が開花しても花冷えという感じで寒い日があるものですが、今年はそんなことはなく、春本番といった感じの気温です。寒いのは嫌いなので悪くないと言えばその通りですが、早々と夏になって暑い日が続くのも困ったものです。横浜付近の3月の天気は雨が少なかったわけではありませんが、何故か季節の変わり目にも係わらず、天気の良い日と悪い日がはっきりしており、夏並みといった感じです。3月の横浜付近の天気は快晴:14日、晴れ:5日、晴れ/曇り:1日、曇り:6日、雨:5日といった感じでした。少し極端に言えば快晴や晴れ、または曇りか雨という感じで、季節の変わり目らしくない気象でした。
このため我が家の太陽光発電量もかなり多く、414 Kwhr と期待値である350 Kwhr を大幅に越した発電量となりました。当然のことながら快晴の日の1日の発電量も多く、19〜21 Kwhr と、1年で1番多い感じです。以前は快晴の日の発電量は5月中旬頃が1年で1番多かったものですが、今年は3月中旬に早々と記録したような気もします。逆に天気が良いことから気温も上がり、下手をすると4月末から5月にかけて、1日の発電量が落ちる可能性もありそうです。電力会社への売電量は239 Kwhr で、発電量に対して57.7%ほどとなっています。気温が高かったことや、孫が週2回ほども家に来て、日中はビデオを見ていることから、自家消費の電力が多かったようです。年間を通して発電量を観察(?)していることから、我が家の太陽光発電の場合、秋より春の方が発電量は多いような感じで、春に天気が良い方が年間の発電量は多くなるようです。
太陽光発電装置を設置して今年は9年目になりますが、装置寿命は20年という話があります。現在自然エネルギーの活用ということで太陽光発電装置がかなり設置されており、日本の電力需要の1割程度になりつつあるようですが、20年経過後にどうなるのか、いささか気になります。ここまで太陽光発電設備が増えた理由は発電した電力の買い取り価格が高かったためであり、以前と比較すると現在はかなり下げられています。太陽光パネルなどの価格も下がっていることから、設置価格も下がっているはずですが、一般家庭に設置されているような小規模の設備では、現在の電力会社への売電価格では設備費を20年で回収することは困難のような気がします。このため、設備寿命が来た場合、設備を新しく更新するような家庭は少ないだろうと思われます。とすると、日本の電力需要の数%程度が発電されなくなりそうで、こちらもいささか気になる処です。

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