11月15日にソフトバンクグループ(SBG)を6950円で売り建てし、ついでに(?)東邦チタニウムを1080円で買い建てしましたが、自分の処理のミスもあって失敗となりました。SBGは元々評価益を出すために取引きしているようなもので、15日に売り建てした後、17日にかけて株価が上がったため失敗したと考えていたもので、17日に株価が下がったことから慌てて7041円で買い戻しを考えて買い建てしたものですが、癪なことに6800円台まで下がり、失敗でした。失敗続きのため、早々と手じまいすることを考えて、19日に売り建てした分を現渡しということで処理したものですが、これがまたまた失敗でした。現渡し処理した後にSBGの株価を考えてみると、この頃のSBGの株価は6880円ほどで、現渡しせずに買い戻せば手数料程度の収益になったものを現渡し処理してしまい、我ながら馬鹿だとしか思えません。
高齢になると思い込みが激しくなり、冷静な判断が出来ず、今回のように後から考えれば馬鹿としか思えないこともやってしまうようです。多分、高齢者による自動車事故なども同じような感じでブレーキだと思ってアクセルを踏み込みことがあるのでしょう。いずれにしろ、今更どうにもならないので買い建てしたSBGも来週早々には現引きしたいと考えています。何はともあれ、今回の処理でSBGの年内の益出しは終了したことから、今年の株式売買について損益を通算し、所得税対策を考える予定です。SBGの株価については1兆円での自己株の取得がどの程度株価に影響を与えるのか、しばらくは様子見するつもりです。中国のアリババの売り上げが市場予想に届かなかったことから、アメリカでの株価が下がっているという話もあり、ここから大きく株価が上がるとは考えられませんが、少なくとも半年程度は株価は強含みになると予想(期待を含めて)しています。
1080円で買い建てした東邦チタニウムも予想に反して株価は下がっていますが、こちらはしばらく様子見する予定です。日経平均などが上がっている時、株価が下がっているような株を買うのはまずそうとは思ったものの、うねり取りのつもりということで、安易に買ってしまったのが失敗なのかもしれません。ワクチン接種で感染拡大が止まったように見えた新型コロナウィルスでしたが、経済が正常化するにつれてまた感染が拡大する傾向にあり、アメリカや欧州で旅行需要が思ったほどの伸びはなさそうだという話もあり、航空機向けのチタンの需要も減っているのかもしれません。最も今回の買い建ては比較的短期で売買するつもりであったことから、長期的な需要より第2四半期や第3四半の業績の方が株価に影響を与えそうです。

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