10年ほど前に何となくイチゴの苗を買ってきて畑の片隅に植えていましたが、何故かそのイチゴが毎年増え続け、畑の通路部の一部を占拠した形となっており、未だに増え続けています。イチゴは蔓みたいなものが伸び、その先に根が出て新しい苗というか子供の苗が出来て元の苗は枯れてしまうようですが、枯れないで残る苗もあるようです。元々は1本の苗だったはずですが、現在は20本近い苗が畑の中にあり、しかもそれらの苗が蔓を伸ばして増殖しています。畑の畝の中に伸びてくるものは邪魔なので、それらの苗を別の場所に移植していますが、それらの苗も枯れることなく元気に育っています。イチゴなんてまともに植えた苗ではないことから、ほとんどそのままにしていますが、その増殖力というのは馬鹿になりませんが、今年は何故か多くの実を付けていました。
念のため連れ合いに聞くと、今年は肥料をやったとかで去年よりはるかに多い実を付けていたようです。それもかなり大きな実なのでつまみ食いしつつどうするのか連れ合いに聞くと収穫して娘に届けるとかでした。連れ合いが収穫した量を見ると、果物屋で売っているパックほどの量があり、しかもまだ同程度の量が残っている感じです。赤いイチゴを食べてみると甘さがイマイチという感じで少し酸っぱいものの美味しいイチゴでした。2年ほど前に食べたイチゴはもっと甘かったような記憶がありますが、もしかしたら量が多いと甘さが少なくなるのかもしれません。去年まで借りていた畑に今年はイチゴが植えてあり、どんな感じだろうと見てきましたが、マルチを使って苗が植えてありました。マルチを使えば実が土に付くこともないし、虫に食われることもなさそうなので、マルチを使うのが良さそうです。しかし、これだけの量が収穫出来るのであれば、イチゴもそれなりに手入れして育てるのも悪くなさそうです。
イチゴの収穫とともにソラマメについても部分的に収穫しました。ソラマメの収穫というのも意外とタイミングが難しいもので、莢が大きくなったものを収穫して皮をむいてみると皮だけが厚くて中の豆が小さいことも珍しくなく、無駄にしてしまったような気になります。感じ的には莢が茎から下に垂れており、しかも莢に艶があるものが良さそうで、今年はそれらを選んで収穫しています。収穫したソラマメを茹でて食べてみると柔らかくて美味しい豆でした。娘の処では豆の外側を食べずに中だけ食べているようですが、この時期の豆はそのまま食べても柔らかくて美味しく、旬の味です。長さ5mほどの畝に2列に植えているものですが、冬が明けると分裂し、1個の種豆から3〜4本程度の茎が出ることから、自家食用の収穫量としては少なくありません。5月末頃まで数回に分けて収穫し、美味しく食べることになりそうです。

0