
「プールのある家」のプール掃除方法をUPします。
連日の天候不順から、外構工事が大幅に遅れてしまい、ブルーシートで養生していたものの、かなりの砂と落ち葉が入り込み、藻も結構とりついてしまった。 納品したプールでここまで汚れたのはめったに無いと言われてしまった。


こちらが水の吸い込み口及びゴミを集める箇所です。 先日流水プールで痛ましい事故がありましたが、非常にゆる〜く吸い込んでいるだけなので小さなお子様でも全く問題はありません。 この中にオーバーフロー口が有り、いくら水を入れても吸い込み口の1/3は水に浸かっていない状態です。
循環ポンプからの水の流れによってゆっくり吸い込み口に水が流れていくだけですので、とても安全です。
循環ポンプを通過した綺麗な水が2箇所から噴出していますが、ジェットバスのような感じでとても気持ちよさそうです。 (手を入れただけですが・・・・・。)
それから、今回は自動給水にしていないので蒸発で水位が低下した時は、近くの散水栓からホースで給水することになっています。
掃除に取り掛かる前にまずやることは、一旦循環ポンプをストップさせて円形の白い蓋を差し込み、その後循環ポンプをもう一度作動させます。次に小さな穴に掃除用ホースを差し込んでいきます。

電気掃除機で、砂を吸い込むのかと思ったら循環している水の力を利用して掃除していくようです。
水の力を利用するのでホースに水を入れて空気を出来るだけ抜いていく作業をします
最初に円形蓋の穴にホースを差込み、プールに真っすぐホースを落としこんでいくと自然と空気が抜けていきます。掃除用具の先端部(三角形)にその反対側のホースを差し込んで写真の用に底を軽くこすっていくと、ゴミがホースに吸い込まれていきます。 吸い込み口にどんどんゴミが溜まってきますので、吸い込みが悪くなれば円形の蓋を開けて取り除きます。(蓋を開ける時は必ず循環ポンプを一旦止めてください)
その時、内部のカゴは絶対に取り外さないでください。 カゴを外した隙に、配管内部にゴミが侵入し、循環ポンプに悪影響を与えますので手でゴミを取り除いてください。 カゴを通過してしまったゴミは、有償メンテナンスの時にプロが掃除をしてくれます。(最低でも年間8万円ほど必要だとか・・・・。)


通常はポンプ小屋を造って、その中に循環ポンプを設置するようですが、特注の地中埋設型循環ポンプを採用しました。

円形蓋をはめ込む時は、左側のスイッチで、循環ポンプをストップしてください。通常は遠方の位置にセット。 一般的には朝10時から夕方5時まで循環ポンプが作動しています。 プールの汚れをかき混ぜた形になったのと水質が0.4PPMをかなり下回っているので最低3日間は24時間循環ポンプを作動させます。3日過ぎたら、スイッチを遠隔に戻してください。
今回は、配線工事ミスで室内からこの手動と遠隔との切り替え操作が出来なくなりご迷惑をかける形になりました。(循環ポンプの入り切りは室内から出来るのですが、アクラ専用の室内コントローラーの取り付けが出来ない結果になりました) 配線工事は十分打合せが必要です。
プール内部の照明は、何度も電気屋さんに連絡をしていたので、無事リビングから遠隔操作でライトアップ(ON/OFF)する事が出来ました。

今回は特別に汚れがひどかったので、固形の殺菌消毒剤を2個ほど円形の吸い込み口に投入しています。 通常は、1ヶ月〜2ヶ月に一度のペースで、5kgの食塩(市販のもの)を入れるだけで、水との化学反応により半永久的に水は綺麗な状態を維持できるようです。 循環ポンプを一年中作動させる必要があります。(電気代は・・・・?)


ようやくテーブルが取り付きました。 テープルに穴をあけてパラソルを差し込むようにも出来るようです。パラソルはオプションだそうです。
テーブルのあるところは、半身浴が出来るように1段ステップが付いています。 ここにすわってビールなど飲んだら最高だろうな。
汚れた水を結構かき混ぜてしまったので、水が濁っていますが3日ほどで殺菌された透き通った綺麗な水になるようです。


真夏が過ぎてから、芝生を貼る予定です。手入れは大変だと思いますが、凄く綺麗になるだろうな。 今からとても楽みです!
家庭用プールの依頼は、アクラコーポレーションの掛布さんまで。 いい名前ですよね。
http://www.aqra.co.jp/
アクラさんの施工例より


プールはオーストラリア製で循環ポンプは、アメリカ製の商品だそうです。

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