ベクターの内装は、普段は全てドライウォール(ペンキ塗り)で仕上げています。
今回は、お客様のご要望を受けて全てビニールクロス貼で仕上げました。
ただし、ビニールクロスとは言っても輸入品の商品で、紙とほとんど変わらない薄さ。
下地の施工手間は相当なものでした。
このようなクロスを貼るとドライウォールよりかえって手間がかかると思いました。
柄の綺麗なクロスはテシードを使いましたが、絵柄をあわせるのが至難のわざ。
柄があっても下地のベースの色が微妙に違い、なかなか大変である事を再認識しました。
メーカーに補修の専門職人を紹介して欲しいと連絡したところ、あくまで商品を販売
するだけとの事。
メンテナンスまで責任を持ってもらいたいものですが・・・・!
北米では防火区画の関係で90%近くがドライウォール仕上げ。
クロスを貼る人は、ドライウォール下地の上からクロスを貼るので、クロス貼は高級な仕上げなんですよね!
しかし、細かな事を気にしなければ、さすがに輸入クロスはインテリアが素敵ですね。
テシードのHPです。
http://www.tecido.co.jp/

洗面ボールの向きはその後直しています。逆でした・・・!

このクロスは、斜めで見るとゴールドが入っているのがわかります。
意外と高級感がありましたね。
写真ではドライウォール仕上げに見えますが、クロス貼です。
ウィリアムモリスの無地ですが、まじかで見てもドライウォールかクロスか分からないほど凄く綺麗に仕上げっていました。 下地処理は相当大変だったようです。
初めから、ドライウォール用のテーパーボードを使って下地処理をしていれば良かったのですが、クロス貼でコストダウンのつもりが、かえって手間がかかったようです。
次回からは、再検討の必要ありです。
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