YAHOOニュースに 旧青函連絡船「羊蹄丸」の記事が掲載されていたので随分懐かしく思い少しUPさせていただきます。
羊蹄丸に乗船した思い出ではなく、1992年 イタリアのジェノヴァ市で3ヶ月間開催されていた「国際船と海の博覧会」のことです。
右下に停泊している船が、羊蹄丸です。 エンジンを取り除き、内部を展示できるようにして、3ヶ月間 日本館の展示館として活躍してくれていました。
お祭り広場等は、関空を設計されたレンゾ・ピアノさんが担当し、羊蹄丸の内部は、私の先生等がやられていました。
羊蹄丸へ乗船するためのメイン階段と身障者用スロープとVIP用進入階段の基本設計を私が担当させて頂きました。
非常に古い港なので穴を掘って柱を固定するのは駄目で地面にポンと乗っけるようにして欲しいとか 台風に備えて船の入り口に掛ける床板を跳ね上げるようにして、干潮の動きと船の触れにも対応して両サイドの落下防止の手摺りも左右に動くようにしてくれ等 頭の痛い要求が結構出ていたのをついこの間のように思い出しました。
ものすごい大きな船にこの羊蹄丸を乗っけて、イタリアまで搬送したんですよ!
エンジンが無いから当然ですよね。
この階段等を造ってくれる施工業者との打合せに、構造の先生と一緒にイタリアまで行かせてもらいました。
通訳を交えての仕事がこの時初めてで、結構緊張したのを覚えています。
もう あれから20年も経過してしまった。
年を感じるようになってきた今日この頃です!
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