タイチさんのブログにクリスマスのことが書いてあった。心情として共感できる。さらに付け加えるなら「クリスマスを蔑視する男はモテない」なんていう女なんかこっちからお断りでいいじゃないか(それにその意見はまったく真実じゃない。クリスマスを蔑視しててもモテる男は沢山いる)。女性の視点から過剰な商業主義に反感を感じるみたけさんの意見にはまったく同感。それでこそ大和撫子だと思う。
ただ、私はファンシーの会社でバイトしているのでクリスマスは掻き入れ時だ。恐らくファンシー業界はクリスマスとバレンタインがなくなったら潰れる会社いっぱいあると思う(現にウチの会社がそうだ)。私は心情としては「キリスト教徒でもないのに」とクリスマスを蔑視しつつ、ちゃっかりそれで飯を食ってるというわけだ。
国が指定しているわけじゃなし、民間祭事のひとつでしかないんだからその程度の認識でいいんじゃないのかと私は思う。私は仏教徒でもないけど、墓参りには行くし死んだら恐らく仏として扱われるだろう(できれば御霊としても扱われたいけど…)。昔から日本人はそうやって異文化を取り入れてきたのだ(いい意味で上辺だけ)。
どちらかというと私がクリスマスやバレンタインに反感を感じるのは、そのターゲットがあまりに女子供に偏り過ぎていることなんだろう。経済効果が女子供ばかりを中心に動いているので、世の中全体が女子供化しているような気がして気持ち悪いのだ。クリスマスやバレンタインに対峙するような大人の男が夢やロマンを求める日があればいいのだ。
例えばこんな日はどうだろう。
5月28日。
この日が何の日だかお解りだろうか?そう、東郷元帥率いる連合艦隊がバルチック艦隊を破った日である。この勝利なくして近代日本の国家体制は存在し得ないのだ。
12月14日。
言わずと知れた赤穂47士討ち入りの日。この日ばかりは冴えないお父さんも是非誇り高きサムライに戻って欲しい。
他にも探せば出てくると思う。これらの日には男は是非、遠慮せずうまいものを食べに行こう。鮨でもいい、河豚でもいい、鯨なんて痛快だ!兎に角贅沢をして金を使う。そして経済を動かす。
そうなれば世の中もずっとバランスが取れてくると思うのだが…。

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